そのまま体操⑧
前々回、これで一段落と言っていましたが、早くも再登場となりました。どうしても作りたいと思っていた、足首を調整する体操です。
足首は身体の土台ですから、その影響は全身に及びます。とくに影響しているのが膝痛、股関節痛。
これまでに、足首の曲がりを改善し、体重のかかり方を調整するだけで、多くの患者さんの膝痛や股関節痛が消えるのをみてきました。とくに骨変形前の膝痛に関しては、ほぼ間違いなく症状の軽減が望めます。
この体操は、治療院で本格的に治療するほどではないにせよ、続けて行うことで、かなりの効果が期待できます。
1. 椅子に座り、治療する足を、足を組む要領で膝の上に乗せる。(この姿勢が一番楽)
2.つま先を反らせ、手で固定。そのまま、足首を大きくいっぱいに回す。逆にも回転させる。
3.つま先を曲げて、手で固定。そのまま足首を大きくいっぱいに回す。逆にも回す。
指を反らすことで足裏の組織、指の屈筋腱を緊張させ、回転によってほぐします。また曲げることで足の甲の組織、指の伸筋腱を緊張させ、回転によってほぐします。
足首のみならず、ふくらはぎ(指を曲げる筋肉の一部があります)をほぐす効果もあります。
4.足の裏が上に向くよう、つま先をねじり、そのまま足首を大きく回す。
5.足の甲が上に向くよう、つま先をねじり、そのまま足首を大きく回す。
写真では片手でねじっていますが、両手でつかんでねじるほうが固定は楽になります。
ねじりながら回すのは、最初は少し難しいかもしれません。手は固定したり、ねじったりだけを行い、回すのは足の力で行うと、比較的簡単です。
また、二人組みになって行うのも簡単です(その場合は寝転がって)。
ねじることで、足首の組織、とくに脛の骨と足首の間に緊張が作用し、回転によってほぐされます。
誰でも、子供の頃に一度や二度の捻挫は経験すると思います。スポーツをやっていた人なら、なおさら。
しかし捻挫が治って痛みがなくなった後、関節の固さは、思っている以上に長く残ります。10年、20年ものの捻挫跡が、痛みを生み出している例は本当に多いのです。足、膝、股関節に痛みのある方は、どうぞお試しください。
なお、捻挫の直後、痛みのある間は、行わないでください。
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