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2008年10月22日 (水)

サイボーグの未来

 いよいよロボットスーツのリース販売が始まりましたねえ。茨城県つくば市、サイバーダイン社のHAL。人間が着込んで操作する、いわゆるパワードスーツです。

・参考 サイバーダイン社 http://www.cyberdyne.jp/index.html

 人間の動きを読み取り、モーターで補助するロボットスーツです。現在は主に福祉向け用途で販売されています。足に障害を持つ人を補助して歩けるようにしたり、怪力を生かして介護に利用したり、という目的ですね。
 子供のころ「ガンダム」なぞ見てしまった世代にとっては、非常に感慨深いものがあります。こうやってロボットは身近なものになってゆくのですねえ。そのうち、もっと優秀なロボットスーツを街中で見る日が来るかもしれません。
 
 ところで子供のころ、テレビでロボットと同じように扱われていたのが、サイボーグ。身体の一部を機械に置き換えた人間のことです。こちらの方も進歩しつつあって、皮膚からの電気信号で思い通りに動かせる義手が、実用化に入りつつあります。

 昔のSF…たとえば「サイボーグ009」では、超人的なサイボーグが出てきました。では、将来は街中で超人サイボーグを見るようになるか? …おそらくそうはならないでしょう。
 例えば、怪力を出せるサイボーグ。骨格から筋肉までサイボーグ化すれば、実現可能です。しかし先ほどのHALを使えば、同じことが手術なしで出来てしまいます。同じく、高速で走れるサイボーグでは、バイクに乗るだけで実現できます。
 大抵の能力は、道具の持ち換えだけで実現してしまうので、手術をしてまで身体に機械を埋めこむメリットがないのです。

 結局、実現するのは失ったものを取り戻すためのサイボーグだけでしょう。手を失った人のために手を、足を失った人のために足を。
 そのサイボーグも、iPS細胞をはじめとする再生医療の進歩で、やがては消えてゆくはずです。
 おそらく、未来の社会にサイボーグはいないでしょう。町にいるのは、今と同じ普通の肉体を持った人たちです。そしてところどころにロボットや、ロボットスーツがあって、人の生活を助けているのでしょうね。

 ただ、もう一つのサイボーグの形があります。アニメ「攻殻機動隊」にあったような、脳とコンピュータ(インターネット)を直結するサイボーグです。世界中にあふれている情報と脳を直結することで、人間の能力が飛躍的に拡大するというのですが…。
 これはちょっと面白い話ですので、また項をあらためて書いてみましょう。

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