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2015年3月 3日 (火)

駆け込みドクター2015年3月1日の話

 駆け込みドクター2015年3月1日のテーマは、関節。変形膝関節症、腰痛、顎関節症でした。
 
■変形性膝関節症
 
 変形性膝関節症が、関節の不安定によって起こるという説が紹介されていました。足を骨折したあとで、変形性膝関節症になる話、筋力低下によって膝が不安定(O脚)になり、変形性膝関節症になるというのです。
 
 実は、変形性膝関節症の主原因は、荷重の偏りです。
 膝関節には内側と外側の関節面があり、両側に平均して体重がかかっている場合には簡単には擦り減りません。ところが、内側なり外側なりの一方だけに体重がかかると、すり減って変形します。
 予防には、体重のかかり方をいかに平均化するかが重要。
 
 番組では、足を伸ばす力を鍛えることで、予防になると提案していました。膝関節が安定して、体重のかかり方が平均化するからです。これは、現代医学の常識。
 
 
 もっとも、八起堂としては、足の歪みによる荷重の偏りも原因として主張したいですね。足底板(足の傾きを修正する中敷き)などを使う前に、足の歪みを治すことをオススメしたいです。
 
■腰痛
 
 今回の番組で出てきた目新しい主張は、骨盤の角度でした。腰が反りすぎて、骨盤の前傾が30度を越えると、腰痛になりやすいというのです。
 骨盤が前に傾いているというのは、背中の筋肉が緊張しすぎているからです。力み過ぎた筋肉が腰椎を引っ張って背中を反らせ、骨盤を前傾させているのです。 
 
 では、後ろに傾ければいいのか? というと、そうでもありません。
 腰の筋肉を緊張させるのは、むしろ骨盤が後ろに傾いた猫背の姿勢です。座っている時に猫背の人が、立ったら反りすぎているというのが、よく見られるパターン。
 前に傾いているのも、後ろに傾いているのも、腰の筋肉から見れば裏表の関係ということになりますね。
 
 腰痛に関しては、静止した姿勢を中心に考えるよりも、よく動かして柔軟に保つことのほうが重要です。一番簡単な対策は、歩くこと。そして、ちょっと元気な人ならフラフープのような、腰を大きく動かす運動を日常に取り入れるのが対策になりそうです。
 
 腰の緊張がどうしても取りにくい時は、鍼も有効。さらに手技で仙腸関節の固さをゆるめると、軽減する方が多いですよ…。
 と、我田引水したところで、終わります(笑)

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