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2015年7月29日 (水)

繊維筋痛症のマッサージについて

 線維筋痛症は、全身に激しい痛みが起こる症状で、現時点では原因は不明です。痛みのために強いストレスがかかり、生活の質を落とすこともあります。
 
 先日、線維筋痛症の患者さんにマッサージを行い、痛みを軽減することが出来ましたので、その報告をしておきます。
 
 患者さんは女性で、全身に痛みがありました。「身体が固くなっているのでマッサージを受けたい」という希望でした。
 ただし、押したり揉んだりする普通のマッサージでは痛くて、受けることができないとのことでした。
 
・マッサージの方法
 
 組織を押したり揉んだりするのではなく、動きを使って脱力する方法を使用しました。
 患者さんの身体に手をあて、ごく軽く動かします。患者さんの筋肉が反応したら、筋肉の動きに逆らわず、ついてゆくようにします。中学生がよくやる手押し相撲のように、筋肉に「肩すかし」をくわせるわけです。
 力を入れようとしたところで空振りするので、繰り返し行ってゆくうちに、筋肉の緊張が減ってきました。
 
 数回の治療後は痛みが減り、大きく関節を動かすことができるようになりました。
 現在も、筋肉に負担のかかる押し・揉みは控えていますが、TAM手技療法による治療を行っています。
 
・まとめ
 
 患者さん症状にもよりますが、筋肉に圧迫を加えないマッサージを使えば、線維筋痛症の方を痛がらせることなく、痛みを軽減できるケースもあるようです。
 同業の方が、線維筋痛症の患者さんにを治療するさいの参考になれば幸いです。

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2015年7月 5日 (日)

実験・オカラで納豆はできるのか?

 納豆に含まれているビタミンKは、骨の丈夫さと関わりがあるそうです。不足すると骨粗しょう症の可能性が高まるとか。 また納豆がつくりだすナットウキナーゼには、血液を柔らかくする作用もあることから、健康に良いとされています。
 健康のために、積極的に取ることが望ましいようです。
 
 ということで、治療院らしい記述もひととおり終わったところで、本題。
 
■オカラを発酵させたら?
 
 旧日本軍では、飛行機のパイロットに納豆を食べさせていたそうです。
 繊維質の多い大豆では、腸内でガスが発生し、高空を飛んだ時に腹痛を起こす可能性があったからです。納豆では、納豆菌が食物繊維を分解しているので、ガスの発生が少なくなるとのこと。
 
 では、大豆食物繊維のかたまりであるオカラに納豆菌を働かせたらどうなるのか? 理屈から言えば、繊維が分解されて食感が変わるはず。
 
■納豆っぽくなりました
 
 オカラを電子レンジで加熱した後、少し冷まして市販の納豆を混ぜました。発酵を促進するため、保温状態の炊飯器に乗せて、6時間。
 オカラから、納豆らしい匂いがしてきました。
 
 水分が少ないせいか、糸はほとんど引きません。しかし、軽く押すだけで柔らかくまとまり、しっとりしています。食べてみると、オカラ特有のパサついた感触は無く、柔らかい食感になっていました。
 繊維質はたしかに分解されているようでした。
 
 オカラでポテトサラダのようなサラダを作るときは、マヨネーズを入れてしっとりさせますが、そうした混ぜ物なしでも良い食感でした。サラダと言うには匂いが少し気になりますが。
 
■枯草菌パワー!
 
 納豆菌を含む「枯草菌」のグループは、細菌の中でももっとも繁殖力の強い仲間だそうです。納豆菌はまだ穏やかな方で、強力なものになると、分解しすぎて豆の形が無くなってしまうとか。
 健康に良いだけではなく、興味深いですね、納豆。
 
 子供の自由研究にも面白いかもしれません。

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