現代人が肉を食べることの合理性
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先日、ロコモティブ症候群を防ぐプロテインが売られていた、という記事を書きました。実際、長生きしている人は食事から多くのタンパク質を摂取しているというデータが出ています。筋肉が増えて、足腰が弱りにくいのでしょう。
で、こういう記事を書くと、やっぱり試してみたくなるんですね。
使ったのは、オリヒロの大豆プロテイン360グラム。目についた中では一番安い品です。
![]() オリヒロ アクティブプロテイン100 360g/オリヒロ/プロテイン/税込... |
大豆タンパクなので、味の薄い黄粉のような感じで不味くはありません。牛乳に入れたり、ヨーグルトに混ぜたりします。
主に足の筋肉がつくかを試したいので、軽いスクワットやジャンプなどのトレーニングをしました。
■プロテインを飲んで、感じたこと。
意外なことですが、最初に感じたのは、食欲の減少でした。
空腹感は血糖値が下がった時に感じるとされています。
しかしカロリーが足りていても、各種ビタミン・ミネラルと必須アミノ酸が足りない時には、空腹感を感じるとのことです。
このプロテインはアミノ酸スコア(人体が必要とするアミノ酸と、どれだけ割合が一致しているかを示す指標)が高いので、アミノ酸が足りたことで満腹感が出たのでしょう。
次に感じたのが、「身体が温かいな」という感覚でした。
これには2つの理由があって、一つはタンパク質の消化吸収にはたくさんのエネルギーが使われるから(特異動的作用と呼ばれています)。もう一つは、筋肉が熱をつくりだすからです。
■プロテインダイエットは効くらしい
さて。
空腹感が減って、使われるエネルギーが増えると、どうなるでしょうか?
答え。
痩せます。
気が付くと、ベルトの穴が一個ずれ、腹部の脂肪がペラペラになってました。やつれて見えたようで、妻に「病気?」と言われるようにまで。
筋肉もいくらかは増えたようなのですが、どちらかというと脂肪が使われる割合が高かったようで、そちらのほうが目立ちます。
調べてみると「プロテインダイエット」というすでに確立したダイエット方法があるんですね。とくに植物性プロテインを使ったダイエットは、モデルさんにも愛好者が多いとのこと(動物性は太りやすいという説も)。
結果として、ロコモティブ症候群が防げるかどうかではなく、プロテインダイエットの実験をしたことになってしまいました。
目的がずれてしまいましたが、何かの参考にはなるかもしれないので記事にしました。
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私はタバコを吸いませんが、タバコに関する議論は読んでいます。
タバコ否定派は、副流煙の害を減らすために、分煙を徹底すべしと主張していますね。
タバコ肯定派は、それに対して、タバコの害は過大に表現されているだけで、本当はそれほど有害ではないのだ、と主張します。「喫煙率が下がっているのに肺ガンが増えているのは、タバコと肺ガンが無関係な証拠」とか。
■肺ガンだけが問題では無い
肺ガンについては、女性の肺ガンはタバコと関係が少ないという説もあり、いろいろ考える事がありそうです。
とはいえ、タバコの害があると言われるのは肺ガンだけではありません。COPD(肺の組織が壊れて、呼吸困難になる病気)や、咽頭ガンの患者は、かなり高い割合で喫煙者に偏っていますし、一酸化炭素やニコチンによる循環器系の害は否定できません。
タバコを吸っている部屋の空気汚染も、pm2.5で危険と言われている北京の汚染濃度を軽く上回りますから、分煙の必要を否定するのも無理です。
■タバコを吸いつつ、害を減らすには
その一方で、喫煙者の健康リスクはもっと下げられるのではないかと考えることがあります。
具体的には、キセルや葉巻、パイプタバコへの切り替えです。
タバコの直接的な害の大半は、煙を肺まで吸い込むことによって起きています。たとえばCOPDは、煙の微粒子による肺組織の損傷です。循環器系などに悪影響をおよぼす一酸化炭素も、血液中に取り込まれる場所は肺。
先ほどは諸説があると書きましたが、もし肺ガンがタバコに起因するとしたら、肺まで煙を吸い込まないことでリスクが軽減できます。
実は、タバコの煙を肺まで吸い込む必要があるのは、紙巻きタバコのニコチン濃度が低いから。フィルターなどに吸着されて濃度が下がるので、面積の広い肺まで煙を吸い込む必要があるのです。
ところが、葉巻・キセル・パイプタバコの場合、ニコチン濃度が高いので、煙を肺まで吸い込まなくても、口の中だけで十分にニコチンが摂取できるとのこと。
葉巻やパイプに切り替えて、煙を口の中に留めるようにすれば、喫煙者の健康リスクは大幅に減らせるはず。
■スモーカーの反論
というような持論を、ヘビースモーカーの後輩に得々として語ったところ、反論されました。
「たしかに肺は大丈夫ですけど、口腔がんもあるんですから、タバコの害は防げませんよ!」
君、タバコを吸いながらそれを言うか…。
ただ、その後に言うところでは、すでに習慣がついているので、肺まで吸い込まないと吸った気がしない、とのことでした。なかなか難しい問題です。
パイプや葉巻はハードルが高いとしても、軽いタバコをたくさん吸うよりは、強いタバコを少量吸うほうが、きっと害は少ないと思うのですが、どうでしょうか?
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「壁ドン」は、ご存じですか?
男性が女性を追い詰めて、壁にドンと手をつく。後ろの壁で逃げられない女性に向かって、「オレの女になれ」と迫る…。
という感じで、男性の強引さを楽しむシチュエーション萌えの一種です。
壁ドンという言葉が流行って、ずいぶんになりますが、先日から「顎クイ」という新語がでているらしいです。女性の顎に手をかけて、クイッと引き上げ、強引に自分の方を向かせるという、これもシチュエーション萌え。壁ドンほど流行るかどうかはわかりませんけど。
この顎クイの説明を聞いた時、ふと、頭をよぎる記憶が。どこかで、見たことがあるぞ…。
しばしあって、思い出しました。佐藤さとるの「コロボックルシリーズ」。
■ここからネタバレです
日本の児童ファンタジー不朽の名作、「コロボックルシリーズ」。伝説の小人、コロボックルの物語です。
第二作である「豆つぶほどの小さな犬」に、その描写はありました。
物語の主人公、コロボックルのクリノヒコは、コロボックル通信という新聞の発行と、マメイヌ(小さなイヌ)の捕獲を目指しています。仲間の1人、クルミノヒメ(おチビ)と、喧嘩したり協力したりするうちに関係が近づいてゆきます。そして
おチビは、なにかいいそうにしたが、すぐにだまった。ぼくは、おチビのそばへかけより、あごをつまんでぼくのほうへ顔を向けさせた。
「きみはいい子だ。りこうで、元気で、働きもので、おまけに、魔女で詩人だ。だから大好きだ」
おチビは、ぽかんと口をあけていた。
というわけです。
この「豆つぶほどの」での告白シーン。少なくとも、私の読んだ本の中では最も古い顎クイ告白のシーンではないかと思います。
初版は1960年ということなので、なんと54年前。佐藤さとるの先見性は見事です。
■実は
なんでこんなことを覚えているかというと、小学生当時、もっともハマっていた作家が佐藤さとるだったから。図書館にある本を読み尽くし、「わんぱく天国」(戦前の少年たちの遊びを紹介した小説)を参考に遊び、あげく、学校の作文では、パクリ物語を書いたほど。
このブログ「八起堂通信」は何気なくつけたのですが、もしかしたら前述の「コロボックル通信」が頭の隅っこに残っていたせいかもしれません。
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この数年、出張治療にはバイクを使っていました。
一時期、体力を付けようと普通の自転車を使っていたこともあります。わずか数ヶ月で血液の中性脂肪が恐ろしく下がった(79→47)ので運動になっていることは確かです。
しかし奈良は意外に坂の多い町。患者さんの家に着いた時に汗だくになっていては話になりませんので、バイクに戻っていたわけです。
そこで先日、電動アシスト自転車を手に入れました。ペダルを踏み込む力に応じてモーターが補助してくれる自転車です。
乗ってみると、不思議な乗り心地です。一番力のかかる乗り始めと、坂道でアシストが効くのですが、自分の力以上に加速する感じは、自転車というよりもバイクに似ています。
■一定の負担で走り続けられる
普通の自転車は、坂道になると急に身体への負荷が増えます。変速機がついていても、ペダルが多少軽くなるだけで、足を動かす回数は増えるので、結果としてあまり楽にならないのです。
ところがアシストつき自転車だと、負担の増える坂道でアシストが働きます。平地を走る時より、わずかにペダルが重くなるだけで走れるので、身体に負担がかかりません。
それでも辛い時には、速度を落とすというワザがあります。アシストは低速の時に強くなる設計なので、遅いほど楽に走れるわけ。
一定の負荷で走り続けられるという意味では、普通の自転車と違ってジムのエアロバイクに近いものがあります。時間を無駄にせず、運動したい人には最適ですね。
とくに、体力が落ちてきたなと思われる方におすすめ。それぞれの体力に合わせて運動できます。
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朝、新聞をとりに出たところ、家の前の用水路をすごい勢いで走ってゆく集団がいました。
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都議会でのヤジ問題、長引いています。しみじみ、時間のムダです。
もちろんヤジを飛ばした議員は悪いわけですが、犯人探しで時間を使うよりも、もっと根本的に議会での質疑応答をやめたらどうでしょうか。
■原稿を読むだけの議会ってムダですよね
国会でも地方議会でも、大半の答弁は原稿を読みあげています。
質問する議員が、質問を書いた原稿を読み上げる。回答する議員も、事前に質問を知らされて、書いてきた原稿を読み上げる。
すでに内容のわかっているやりとりを、丸一日見せられる議員たちも、さぞ辛いことでしょう。
どの議員もそれなりに能力があって選出されたはずなのに、何もせずに座ってるだけ。これほどあからさまな人材と時間の無駄遣いはありません。
■ネットで国会、いいじゃないか
質問も回答も、せっかく文書になっているのですから、読み上げるのをやめて、ネット上で質疑応答をしたらいいと思うのです。 質問する議員は、質問文を「議会ネット」にアップする。
答える議員は、次の日に回答をアップする。 この繰り返しで議会を進めたら、今一ヶ月かかる審議が、一週間で終わるでしょう。当たり前ですが、ヤジも飛びません。
高い歳費をもらいながら、無駄な時間を使うことはないのです。
もちろん、意見を言いたい議員は、みんなアップさせます。同時進行で幾つもの議論ができるから、「時間が足りない、審議が尽くされていない」という問題も無くなって、一石二鳥。
議論の過程はすべてインターネット上に残るので、国民もマスコミも、必要なときに議論が見られるわけです。
そうそう。ついでにヤジもツイッターで飛ばしてもらうといいですね。同時に何人発言しても、誰が何を言ったかすぐわかって、便利!
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