八起堂通信

2015年8月18日 (火)

ブログと、メールアドレス変更のお知らせ

長らくやってきた当ブログですが、このたび、八起堂治療院のホームページに統合することにいたしました。 

新しいブログのリンクは、以下のとおりです。 
 
 
これまでに作成した分のデータは、当分はこのまま残しておき、そのまま見られるようにしておきます。
 
また、メールアドレスもこの機会に変更することといたしました。新しいアドレスは、
 
hakkidou.tam@gmail.com です。
 
こちらも、移行期間として古いメールアドレスも当分の間、使えるようにします。
 
ご覧くださっている皆様、どうぞよろしくお願いします。
 


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2015年8月15日 (土)

照れております。

 先日来てくださったお客様が、当治療院をブログで紹介してくださいました。

設計事務所のランドマーク 所長森下のひとりごと

 過分なお褒めの言葉をいただき、恐縮するやら、照れるやら…。落ち着かなくて、思わず立ったり座ったり。


 書いていただいた「一回で治療」について。
 もちろん、なんでも一回で治そうとするわけではなく、症状の重い方には何回も通っていただくこともありますし、一ヶ月に一回くらいは通って頂くほうがいいなあ、と思う方もいらっしゃいます。
 しかし、一回で治すのを目標にしているのは、本当です。

 お客様は健康になりたくていらっしゃるのですから、治せる限り早く治すのが、私の仕事。来ていただいたからには一回ごとに全力を尽くして、治せるところまで治します。

 「癒着を取る」TAM手技療法が即効治療に向いていることもあり、実際に一回で治って帰られる方も多くいらっしゃいます。そんな方から「あれから調子がいいよ」と連絡をいただけた時は、とても嬉しいです。

 いつかは本当に、全ての人を一回で治し、再発しない治療ができるようになりたいと思っていますが、これは遠大な目標。


 森下様は、とてもお話が楽しく、説明の上手な方です。治療中にも、人生の先輩としてたくさんのご助言を頂きました。

 感謝、感謝です。

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2015年7月 5日 (日)

実験・オカラで納豆はできるのか?

 納豆に含まれているビタミンKは、骨の丈夫さと関わりがあるそうです。不足すると骨粗しょう症の可能性が高まるとか。 また納豆がつくりだすナットウキナーゼには、血液を柔らかくする作用もあることから、健康に良いとされています。
 健康のために、積極的に取ることが望ましいようです。
 
 ということで、治療院らしい記述もひととおり終わったところで、本題。
 
■オカラを発酵させたら?
 
 旧日本軍では、飛行機のパイロットに納豆を食べさせていたそうです。
 繊維質の多い大豆では、腸内でガスが発生し、高空を飛んだ時に腹痛を起こす可能性があったからです。納豆では、納豆菌が食物繊維を分解しているので、ガスの発生が少なくなるとのこと。
 
 では、大豆食物繊維のかたまりであるオカラに納豆菌を働かせたらどうなるのか? 理屈から言えば、繊維が分解されて食感が変わるはず。
 
■納豆っぽくなりました
 
 オカラを電子レンジで加熱した後、少し冷まして市販の納豆を混ぜました。発酵を促進するため、保温状態の炊飯器に乗せて、6時間。
 オカラから、納豆らしい匂いがしてきました。
 
 水分が少ないせいか、糸はほとんど引きません。しかし、軽く押すだけで柔らかくまとまり、しっとりしています。食べてみると、オカラ特有のパサついた感触は無く、柔らかい食感になっていました。
 繊維質はたしかに分解されているようでした。
 
 オカラでポテトサラダのようなサラダを作るときは、マヨネーズを入れてしっとりさせますが、そうした混ぜ物なしでも良い食感でした。サラダと言うには匂いが少し気になりますが。
 
■枯草菌パワー!
 
 納豆菌を含む「枯草菌」のグループは、細菌の中でももっとも繁殖力の強い仲間だそうです。納豆菌はまだ穏やかな方で、強力なものになると、分解しすぎて豆の形が無くなってしまうとか。
 健康に良いだけではなく、興味深いですね、納豆。
 
 子供の自由研究にも面白いかもしれません。

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2015年5月14日 (木)

2015年5月13日 ためしてガッテン「最新ねんざ治療」

 今回の「ためしてガッテン」は、ねんざ後遺症の話でした。捻挫をきちんと治さないと、30年経ってから急に痛みや異常を起こしたりするという話でした。
 
■ねんざ後遺症を防ぐ、治療の方法
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 捻挫で一番傷を受けやすいのは、前距腓靭帯という、外くるぶしから斜め前に走る短い靭帯。これが伸びていたり、切れていたりすると、体重が足の外側にかかるようになり、軟骨が減ったり、膝や股関節が悪くなってくるということでした。
 
 つまり、前距腓靭帯をしっかり治療し、腓骨筋群でサポートすることが必要という話です。治療としては
 
①ねんざを起こしてから、痛みが引くまで2,3日
 この間は、炎症を起こしているので、腫れて痛みます。
 
②切れかけた靭帯を回復させるために、2週間程度の安静期間
 靭帯に修復材料となるコラーゲンが沈着するための時間
 
③リハビリトレーニングを四週間
 動かすことで靭帯のコラーゲンを整え、筋力を強化する。
 
 の、計一ヶ月半の治療期間が必要だということ。
 とくに、前距腓靭帯をカバーし、鍛えるために腓骨筋群という筋肉群を強化することが必要としています。
 そのトレーニングは、足の親指付け根に体重をかけて(紙やコインを置いて、目印にします)、踵を上げ下げするというものでした。
 
■余分な癒着にも注意!
 
 ねんざに後遺症があるというのは、八起堂治療院の長年の主張です。
 
 もちろん、受傷した前距腓靭帯を十分に回復させるのは大事なのですが、もう一つ付け加えたいのは、固定による関節の固さを解消する必要性。
 固定によって関節が動く範囲が狭くなっていることがあるのです。
 
 とくに多いのが、足の内くるぶし近辺の癒着。
 つま先を伸ばした時に、足先が変に内側に入って行ったり、十分に挙げることができなかったり。
 もちろん、この関節固定でも体重のかかり方が変わるので、足関節、膝関節、股関節にまで悪影響が及びます。
 
 先ほどの手順で言うと、安静の二週間が終わってからは足関節が動く範囲を広げるリハビリも十分に行って欲しいと考えます。
 
 自分で出来る方法についてはこちらを。
 「自分で足を治す、TAMストレッチ」
 
 捻挫の後、何ヶ月、何年も過ぎると、自分で柔らかくするのは難しくなることも。そんな時には、どうぞご相談下さい。

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2015年4月 7日 (火)

子供の体が固くなった

 4月6日のNHK「あさイチ!」で「子供の体に異変!」というテーマを扱っていました。昔に比べて、今の子供はケガをしやすくなっているというのです。
 
1.子供の関節が固くなっている

Korobu_kodomo  筋力が足りなかったり、反射神経が上手く機能しなかったり。大人のロコモティブ症候群をもじって「子供ロコモ」という用語もできはじめたといいます。
 
 とくに問題になっているのは、関節が固いこと。動く範囲が狭く、十分に曲がらないために、ケガをしてしまうとのこと。
 
 番組では、5項目のチェック項目が挙げられていました。

・手首を上下に曲げ、甲側に70度、掌側に90度曲がるか
・腕を上げた時、耳の後ろまでいくか
・床に踵をつけたまましゃがめるか
・前屈して、指先が床につくか
・片足で5秒以上立てるか
 
 一つでもできない場合は、問題があるとのことでした。
 
2.原因は生活の変化
 
 こうした変化の原因は、昔よりも身体を動かすことが減っていることだそうです。以前は、和式トイレにしゃがんだり、水道の蛇口を力を入れて動かすことが多かったので、自然に体を動かしていたとのことです。 
 
 八起堂の個人的な意見としては、コマ回しやメンコなど、力と技が必要な昔遊びが減ったことも原因ではないかと思っています。
 
 ただ、この問題は生まれつきのものではなく、単に身体を使う機会が少ないことによるもの。気づいてからでも、意識して鍛えるようにするだけで回復してゆくそうです。お手伝いでも外遊びでも、いろんな形で遊ぶ機会を増やしてやりたいものです。
 
 
3.我が家の話

 私の小学生の頃は、前屈しても指先が床につきませんでした。先ほどの基準で見ると、子供ロコモでしたね。実際、身体をよく動かすようになったのは大人になってから。小学生の頃よりも、今のほうが身体が柔らかいです。
 使う間に改善するという、実験台になったようなものですね。
 
 なお、手足の動きに左右差があったり、極端に固かったりする場合は、関節に引っかかりがあることもありますので、注意して下さい。
 
 うちの娘も幼稚園児のころ、原因はわかりませんが左右の足で可動域に差がありました。歩くときもちょっと傾いて歩いていたものです。それに気づいてから、数回の調整を経て(得意分野!)、左右均等に動くようになりました。
 
 お子様の手足の動きに左右差が有って気になるときには、ご相談下さい。

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2015年3月31日 (火)

強すぎるストレッチも効かない

 前回書いたように、強すぎる指圧は、かえって筋肉を緊張させます。
 強すぎる力は筋肉に「攻撃されている」という感覚を与え、防衛反応を起こさせるからです。
 この仕組は、ストレッチでも同じです。
 
■ストレッチが効く理由
 
 ストレッチが効くのも指圧と同じです。引っ張られて張った筋肉が「もしかして俺、緊張してるんじゃね?」と感じて信号を脳に送り、弛緩するというシステムです。ここで強く引っ張りすぎると、筋肉は防衛的に緊張して縮んでしまいます。
 やはり、少し張っているくらいの状態を長時間キープするのが効きます。
 
 子供の頃、アキレス腱伸ばしとしてやっていた、リズミカルにかかとを弾ませる方法も、その意味では逆効果です。
 
 ストレッチの効果は、緊張を緩められなくなった筋肉の感覚をリセットして、緩みやすくすること。その意味では、寝る前などに行うのがよいでしょう。
 アロンガメント・ジナミコの回で書いたとおり、運動の前に行うのは良くないようです。
 
■もう一つのストレッチ
 
 筋肉の緊張ではなく、筋膜(筋肉の表面を包んでいる膜)や、靭帯の短縮を引き伸ばすためのストレッチもあります。この場合も、強すぎる力はかけず、長い時間をかけてひっぱります。
 
 ただ、このタイプのストレッチを行うには専門知識が必要です。筋膜リリースなどを行える治療院で受けられることをおすすめします。

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2015年3月18日 (水)

指圧は、強すぎると効かない

 「強い指圧が好き」とおっしゃる方が、時々いらっしゃいます。Massage_ojisan
「強く押せば、それだけ効くはず!」
 と考えてのことなのですが、意外にも、強すぎる押しは、かえってコリを強くしてしまいます。
 
■指圧の目的は、反射
 
 そもそも、指圧はどうして効くのでしょうか?
 昔は、押すことで筋肉の中にある老廃物を押し出すのだ、と考えられていたこともありますが、筋肉はスポンジではないので…(笑)
 現代医学的には、指圧の効果の一つは、圧迫による神経の反射です。
 
 筋肉の中には、どれだけ緊張しているかをモニターする神経が通っています。いわばセンサーですね。そして緊張しすぎれば「緊張してるぞ!」という報告を脳に送るので、脳は緊張をゆるめます。
 ところが、肩こりを起こしている人の筋肉では、そのセンサーの働きが鈍くなっています。かなり緊張しているのに、緩めろという信号が出ません。
 
 そこで、指圧の登場です。押して力を加えることで筋肉のセンサーを刺激して、強く緊張しているという感覚を与えます。すると、脳はその報告に反応して緊張を緩めるのです。
 
 で、どのくらいの強さがその反射を起こすのに必要か。
 私が普段使っているのは、沈んだ指が筋肉に触れて、軽く押しこむ程度。きちんとしたポイントに当たっていれば、それだけで患者さんは軽い痛みを覚え、緊張が解けてきます。
 その反応は、指がゆっくり沈んでゆくのがわかるくらい。
 
 
■強すぎる押しは、筋肉を緊張させる
 
 先程も書いたように、押す目的は、筋肉のセンサーを反応させること。センサーが反応する以上の力は必要ありません。
 押す力が強すぎると、筋肉のセンサーは攻撃されたと感じます。すると、潰されないようにと、かえって緊張してしまうのです。
 
 それでも押しほぐそうと力を込めて揉むと、筋肉の組織を壊してしまうこともあります。
 マッサージを受けたあと、かえって痛くなる「もみ返し」は、こうした筋肉の損傷を示しています。組織を壊しているので、腫れ上がって固くなるのですね。繰り返すと、筋肉の組織がコブ状のガチガチに変化してしまい、戻らなくなることもあります。
 くれぐれも、強すぎるマッサージには注意して下さい。
 
■効くマッサージと、効かないマッサージ
 
 もちろん、軽く押して効かせるには、適切なポイントを押すことも必要です。
 意外なことですが、ポイントは固く盛り上がった部分ではなく、筋肉同士の隙間、凹んだところにあることが多いのです。なにせ、「ツボ」というくらいですから。
 ご両親などに親孝行をされるときには、ぜひ試して見て下さい。
 
 なお、このことは、店などでマッサージを受ける場合も大事です。
 固いところを直接ほぐそうと、力任せに揉んだり押したりする施術者や、強さ自慢をする施術者は上手くないと考えていいです。
 
 押すときも、押される時も、どうぞご注意を!

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2015年3月 3日 (火)

駆け込みドクター2015年3月1日の話

 駆け込みドクター2015年3月1日のテーマは、関節。変形膝関節症、腰痛、顎関節症でした。
 
■変形性膝関節症
 
 変形性膝関節症が、関節の不安定によって起こるという説が紹介されていました。足を骨折したあとで、変形性膝関節症になる話、筋力低下によって膝が不安定(O脚)になり、変形性膝関節症になるというのです。
 
 実は、変形性膝関節症の主原因は、荷重の偏りです。
 膝関節には内側と外側の関節面があり、両側に平均して体重がかかっている場合には簡単には擦り減りません。ところが、内側なり外側なりの一方だけに体重がかかると、すり減って変形します。
 予防には、体重のかかり方をいかに平均化するかが重要。
 
 番組では、足を伸ばす力を鍛えることで、予防になると提案していました。膝関節が安定して、体重のかかり方が平均化するからです。これは、現代医学の常識。
 
 
 もっとも、八起堂としては、足の歪みによる荷重の偏りも原因として主張したいですね。足底板(足の傾きを修正する中敷き)などを使う前に、足の歪みを治すことをオススメしたいです。
 
■腰痛
 
 今回の番組で出てきた目新しい主張は、骨盤の角度でした。腰が反りすぎて、骨盤の前傾が30度を越えると、腰痛になりやすいというのです。
 骨盤が前に傾いているというのは、背中の筋肉が緊張しすぎているからです。力み過ぎた筋肉が腰椎を引っ張って背中を反らせ、骨盤を前傾させているのです。 
 
 では、後ろに傾ければいいのか? というと、そうでもありません。
 腰の筋肉を緊張させるのは、むしろ骨盤が後ろに傾いた猫背の姿勢です。座っている時に猫背の人が、立ったら反りすぎているというのが、よく見られるパターン。
 前に傾いているのも、後ろに傾いているのも、腰の筋肉から見れば裏表の関係ということになりますね。
 
 腰痛に関しては、静止した姿勢を中心に考えるよりも、よく動かして柔軟に保つことのほうが重要です。一番簡単な対策は、歩くこと。そして、ちょっと元気な人ならフラフープのような、腰を大きく動かす運動を日常に取り入れるのが対策になりそうです。
 
 腰の緊張がどうしても取りにくい時は、鍼も有効。さらに手技で仙腸関節の固さをゆるめると、軽減する方が多いですよ…。
 と、我田引水したところで、終わります(笑)

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2015年2月20日 (金)

アロンガメント・ジナミコ(動かすストレッチ)について考える

 先日の、ためしてガッテン(2015年2月18日)のテーマは、アロンガメント・ジナミコ。
 私は、予告の段階でこれをずっと「アロンガメント・地味な子」と読んでたのですが、よく見たら「ナ」と「ミ」が、逆でした。よく有りますね、こういう思い込み。
 
■アロンガメント・ジナミコは、動かすストレッチ
 
 一般的な、伸ばすストレッチは、柔軟性を高めたり筋肉の血行を良くする効果がある一方、一定時間(二時間くらい)は筋力が低下するとのこと。運動直前に行った場合には成績を落とす可能性も。ケガの予防にもなりません。
 
 そこで今回番組ですすめていたのが、アロンガメント・ジナミコ。動かすストレッチです。腕を振る、足を振るなどの単純な運動を二分間ほど繰り返すことで、筋力がアップする上に柔軟性も増すというのです。 
 運動選手だけではなく、お年寄りの転倒防止や、肩こり腰痛にも効く、というのがその内容でした。
 
 詳しい内容は、ためしてガッテンの公式ページを見てもらうとして…。
 
■我田引水をしますが…
 
 番組では、筋力増加と柔軟性アップの理由について、
「筋肉を繰り返し動かすことで、筋肉を動かす神経の動きを揃え筋力を上げる」
「筋肉の温度が上がることで、柔軟性が上がる」
 と説明していました。
 
 私はそれに加えて、筋肉をゆるめる練習になっているのではないかと考えます。
 同じ運動、とくに往復運動を繰り返すことは、筋肉の緊張と弛緩(ゆるめる)の繰り返しです。腕を上げるときには、下げるための筋肉がゆるんでいなくてはなりません。下げるなら、その逆。繰り返しの運動は、筋肉をゆるめる練習になります。
 
 習慣的な緊張が身体の動きを阻害しているとすれば、ゆるめることで柔軟性が上がり、筋力が上がっても不思議ではありません。
 もちろん、痛みやコリの対策としても使えます。この原理で考えれば、続けるほど運動に熟練するので、効果が出てくるはずです。
 
■「ゆるめる」方法も、いくつもありますが…。
 
 ゆるめる練習にも幾通りかあります。筋肉の一つ一つを意識してゆるめる方法や、太極拳のようにゆっくり動かすことで、筋肉の力みを感じてゆるめる方法。力を一度入れて、抜くことでゆるめる方法もあります。
 
 アロンガメント・ジナミコの、単純な動きの繰り返しでゆるめるという方法は、自分でできる方法としては、もっとも簡単な方法ではないでしょうか。
 
 今回の番組では、重要なヒントをもらいました。

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2015年2月 2日 (月)

仙腸関節の手技療法

Photo_12  昨日(2015年2月1日)の「駆け込みドクター」は、「ナゾの痛み解明スペシャル」でした。原因の分からない痛みの原因はなにか、という話です。
 内科的な話は専門外なので、番組最後に出てきた仙腸関節の話を。 
 
■仙腸関節は、体幹の動きを作る
 
Photo_9  骨盤は、左右の「腸骨」(いわゆる腰骨)と、脊椎の下端である「仙骨」の3つの骨で出来ています。その仙骨と腸骨の間にある関節が、仙腸関節。
 
 仙腸関節の動きは、大げさに言えば羽ばたき運動です。骨盤を蝶に見立てれば、仙骨が胴体、左右の腸骨が羽根。
 両方が同時に動けば、衝撃吸収。片方が上がって、もう片方が下がれば、身体を横に曲げるときの補助になります。 
 この仙腸関節、筋力の不足や緊張、無理な動きなどで、引っかかって動きが止まってしまうことがあります。そうなると身体、とくに腰椎に負担がかかって、腰痛を始めとした痛みの原因になります。
 
■仙腸関節の治療は
 
 仙腸関節の不調の多くは、仙骨が腸骨の間で落ち込み、靭帯が張り詰めることによって起こります。
 そこで、手技で腸骨と仙骨の位置関係を調整して動きを回復させる治療を行います。
 
 ただ、この調整はかなり微妙なものです。仙腸関節は身体の深い部分にある上、正常でも動く範囲がわずか数ミリしかありません。その動きを手で感知しながら、適切な強さ・方向の操作を行わなければ、かえって悪化させることも。
 
 ここだけの話、仙腸関節の調整を学び始めた頃は、練習仲間と治療の練習をして、みんな腰痛を起こしたりしました(笑)。
 さすがに十数年の経験を積んだ今では、失敗することはありません。
 
 痛みが出て間もない頃に治療すると、仙腸関節の動きを回復するだけですぐに治ってしまうことも多いです。
 症状が出てから長い人の場合は、身体が不調に順応してしまっているので、筋肉の調整も含め、症状が落ち着くまでに何回か治療が必要になります。

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