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<title>八起堂通信</title>
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<description>足を治せば百病治る！</description>
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<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2010/01/post-d54e.html">
<title>あけましておめでとうございます</title>
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<description>　皆様、昨年は本当にお世話になりました。 　今でこそ正月は年の区切りに過ぎません...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　皆様、昨年は本当にお世話になりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今でこそ正月は年の区切りに過ぎませんが、昔は年齢の区切りでもありました。これを数え歳といいます。生まれたときを一歳と考え、あとは誕生日に関係なく、お正月を迎えると自動的に歳をとるという数え方をしたのです。誕生日を基準にした満年齢よりも一歳か二歳、多めに数えることになります。&lt;br /&gt;
　一番極端なのは12月31日に生まれた場合。生まれた次の日にはもう、二歳に…。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　昔の日本では、大晦日の夜に歳神様という神様がやってきて、新しい魂をくれると考えられていました。&lt;br /&gt;
 赤ちゃんが生まれたときにはすでに魂を持っているので一歳。歳を越して、ふたつ目の新しい魂をもらうので二歳,と数えます。つまり当時の年齢は、いくつ目の魂を持っているか、という意味だったのですね。（ちなみに「おとしだま」の玉も、本来は魂の意味で、お餅の玉を渡したりしました。現在、魂がお金になっているのはちょっと面白い…）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今年も正月を迎え、私もまた新しい魂をもらったことになりますので、いよいよ新しいことをしてゆきたいと思います。ということで八起堂は、今年も新しい手技、新しいサービスで、より良い治療に挑戦してゆく所存です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;業務連絡&lt;br /&gt;
三重県のＳ先生、昨年はありがとうございました。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。&lt;br /&gt;
10日、お待ちしております。洛陽の予約はまだ確認していませんが、最後のコマだといいですね。ゆっくりお話できるといいなあ、と思います。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>八起堂通信</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2010-01-03T15:06:01+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/12/post-955f.html">
<title>ヒザの痛みとその対策</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/12/post-955f.html</link>
<description>１．ひざ痛の原因 　ヒザの痛みといってもいろいろあります。中学生のなるオスグッド...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;１．ひざ痛の原因&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;　ヒザの痛みといってもいろいろあります。中学生のなるオスグッド病や、スポーツの後遺症として出やすい、棚障害。しかしよく問題になるのは女性に多い変形性膝関節症です。膝の関節がすり減って薄くなり、痛み出す症状です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　もっとも大きな原因は、骨の歪みです。&lt;br /&gt;　ヒザ関節が痛み出すときは、内側か外側、どちらか一方から始まります。足の骨の歪みや、ひざ関節のねじれによって片側だけがすり減ることが原因です。&lt;br /&gt;　たとえるなら、車の片側にだけ荷物を積んで走っているようなもの。重さがかかっているほうのタイヤがひどくすり減りますよね。&lt;br /&gt;　実際、ひざ関節の治療をしていても、足の傾きやねじれを治さない限り、長持ちする治療にはなりません。逆に、足の歪みを治しただけで、ヒザを触らないのにヒザ痛から開放される人も多いのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　次に、衝撃の問題があります。&lt;br /&gt;　昔は舗装された道路などはなく、ほとんどは土の道でした。歩いたり走ったりするときの「ダン、ダン、ダン」という衝撃は地面に吸収され、あまり関節を痛めることはなかったのです。ところが最近のアスファルト道路。柔らかさがないため、足にかかる衝撃は、体重の何倍にもなります。&lt;br /&gt;　底の薄い靴を履いていると、その衝撃がまともにかかって関節を痛めます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;２．使うから減る？&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;　なお「使うから、関節が減るんでしょ？　使わないほうがいいんじゃない」&lt;br /&gt;　といわれることがあります。たしかに少し前まではそういわれていました。しかし、現在ではこの考え方は否定されています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　筋肉や骨は、使うほど丈夫になりますよね。関節の軟骨も生きている細胞ですから、使うことによって再生が促されます。動かすことによって細胞が刺激され、栄養が届けられて回復するのです。動かさないでいると、確かにすり減りは少なくなりますが、回復も遅くなります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　きちんと運動しながら、すり減る原因をうまく減らすのが、予防・治療のコツです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;３．ヒザ痛の予防&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;　できることなら、足の歪み・傾きは修正したほうが良いでしょう。八起堂では関節のズレを治す方法をとっていますが、整形外科でやるように、足底板（傾きをつけた板を靴に入れる）で修正するやり方もあります。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;　手軽なのは、衝撃の対策です。&lt;br /&gt;　一つは、きちんとした靴を履くこと。専用のウォーキングシューズには高性能のクッションが入っていて、歩くときの衝撃をかなり軽減してくれます。ビジネスシューズなどでは、衝撃吸収力のある中敷を入れるのがオススメです。仕事柄、試しに一つ買ってみたことがあります（商品名「ソルボ」）。ゴム板のような外見ですが、歩くときの衝撃が減るのが、はっきり感じられました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　もう一つの方法は、筋力をつけること。&lt;br /&gt;　階段などを下りるとき、ヒザを曲げて筋力で衝撃を吸収しますよね。ところが、筋力がなくなると、ヒザを伸ばしたまま骨で体重を支えようとしてしまいます。関節に直接衝撃が加わって、磨耗が進行しやすくなります。&lt;br /&gt;「椅子に座ったまま、足を持ち上げて十秒数える」&lt;br /&gt;　などの体操がオススメです。　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;４．サプリメントは？&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;　ヒザ痛のサプリメントはたくさん出ていますね。コンドロイチンとか、サメの軟骨とか。&lt;br /&gt;　一概に否定するものではありませんが、この手のサプリメントは、人によって効果が違います。私が直接聞いた人だけでも、「よく効いた」という人も、「全然ダメ」という人もいました。&lt;br /&gt;　ということで、サプリメントを買うときは少量から試してみるようにしてください。効いたな、と思ったら、また買い足すようにすること。最初からたくさん買うと、効かなかったときに困りますからね。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>八起堂通信</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-12-30T15:40:57+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/12/post-329e.html">
<title>「足の調整」無料体験会やります！</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/12/post-329e.html</link>
<description>　この八起堂通信でもたびたび触れてきましたが、足の歪みは膝、腰をはじめとして、全...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　この八起堂通信でもたびたび触れてきましたが、足の歪みは膝、腰をはじめとして、全身の不調の原因となります。しかし、こうした足首の治療は、あまり行われていません。実際、八起堂に来てくださった方で「こんな治療を受けたのは初めてだ」という方も少なくないのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ということで「足調整」について広く知っていただくため、無料体験会を開くことにしました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;１．日時&lt;br /&gt;　12月19日（土）午後1時～4時&lt;br /&gt;　12月26日（土）午後1時～4時&lt;br /&gt;　12月29日（火）午前10時～午後1時（最終日だけ時間が違います）&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;２．参加費用&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;　もちろん無料です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;３．参加方法&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;　体験会の時間に、御来院ください。&lt;br /&gt;　予約は不要です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;４．こんな感じで&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;　治療ベッドに座っていただき、両足を調整します。&lt;br /&gt;　時間は、一人当たり5分から10分くらいです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　どうぞお気軽においでください。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;５．足の調整とは？&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;　ついでなので、足の調整について説明します。&lt;br /&gt;　足の調整の目的は、大きく分けてふたつ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;①引っかかっているところを動くようにする&lt;/strong&gt;。&lt;br /&gt;　足は本来、かなり大きい範囲で動くものです。ところが、捻挫やむくみで腫れたりすると関節部分が固まって、十分に動かなくなることがあるのです。&lt;br /&gt;　こうした関節を調整し、動くようにします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;②骨のズレをもとにもどす&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;　捻挫など、ケガで骨がずれてしまい、そのまま固まっていることがあります。この場合、体重のかかり方が偏るために、膝や腰に悪影響が出ることがあります。&lt;br /&gt;　こうしたズレを元に戻します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;６．調整の結果は&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;　もちろんすべての方に有効とは言いませんが、これまで診た方では以下のような結果が出ています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;・長年のヒザの痛みが消え、それきり痛まなくなった&lt;br /&gt;・踊る時の痛みが消え、手術をしないですんだ（バレリーナ）&lt;br /&gt;・100ｍ走の自己ベストタイムが短縮 （陸上選手）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;　（くわしくは、このブログの2008年10月2日の記事「足の治療で早く走れる場合」をご覧ください）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　損はさせません。興味のある方は、ぜひお試しください。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　と、ここまでは八起堂治療院の前で配っている「八起堂通信」の内容です。&lt;br /&gt;「こんなこと、ブログで書かれても、遠いからなあ」と思われた方。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;　出張もいたします！&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　学校の部活動など、体験したい方を何人か集めていただければ、こちらからお伺いいたします。もちろん無料。これも足治療普及のため！（とはいえ、交通費だけは頂戴したく思いますが…）。&lt;br /&gt;　日時はご相談に応じます。ご希望の方々、どうぞご連絡ください。&lt;br /&gt;　&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>八起堂通信</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-12-17T22:43:22+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/12/post-b0e0.html">
<title>ＴＡＭ手技療法に関する質問⑦</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/12/post-b0e0.html</link>
<description>Ｍ先生の質問 　質問①　例えば肩関節痛の患者さんで、上腕二頭筋の長頭の過緊張など...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;Ｍ先生の質問&lt;br /&gt;
　質問①　例えば肩関節痛の患者さんで、上腕二頭筋の長頭の過緊張などで肩の前面に痛みがある場合、癒着も肩の前面にあるケースが多いですか？同様に小円筋などに問題があると思われる場合は、肩の後面に癒着があるケースが多いですか？&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
　質問②　患者さんの膝治療で、最初の取り組み方として、注意する点などありましたらアドバイスいただけませんでしょうか？（あまりに漠然とした質問ですみません）&lt;br /&gt;
　また細かいことですが、2006年3月26日のブログの中の牽引運動法第一法で、「～ついで簡単なのが、固定する側の骨（図では大腿骨）の長軸方向へ脛骨を牽引しながら、運動する方法」とありますが、これはどういう操作なんでしょうか？足首を保持したままの操作では、脛骨の長軸方向にしか牽引できないような気がするんですが・・・。&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
　質問③　一度剥がれた癒着は、また再発するものですか？&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
　質問④　仙腸関節のTAM治療の際、術者の体の立ち位置はどのようにポジショニングされていますか？&lt;br /&gt;
　私は、やや半身（私の体の正面が、患者の頭の方を向いた状態）で操作しておりましたが、どうにもやりにくい。そこに先生からメールで「骨盤をつかむ手を、手根・手首まで患者のお尻につける」というアドバイスをいただきましたが、半身の体勢ではものすごくやりにくい操作なので、「もしかして自分の立ち位置が根本的に違うのでは？」と思い、患者のお腹の方を向いて操作してみると、ずいぶんやりやすくなりました。そこで、正確にはどういうポジショニングなのかお聞きしなくてはと思いまして。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;八起堂の回答&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;①は癒着の場所と痛みの場所の関連についてですね。&lt;br /&gt;
　ケースによって様々ですが、痛みの場所に癒着がある可能性は、比較的高いといえます。ただ、そうでない場合も決して少なくないわけで…。&lt;br /&gt;
　肩の前面に痛みがある場合、その部分の組織に無理な力がかかっていると考えられます。もちろん、前部の組織が動かないために、その部分が痛むことがあるわけです。しかし、後面やその他の部分の動きが悪いために運動のコースがずれ、前部の組織が異常な動きを強制されて痛んでいることも考えられるわけです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけでやはり、痛みの場所は参考程度にして、動きの悪い部分はどこか、を見てゆくことをお勧めしたいですね。組織の感覚もそうですし、関節の運動ライン（一定の中心で回転しているか、滑りは平行に起こっているか、関節の一部が浮き上がったりしていないか、etc）などを見ると、異常の場所は見つけやすいです。左右を比べて見るのも方法です。&lt;br /&gt;
　もし関節の運動を見るのがまだ難しければ、最初は関節周辺の皮膚・皮下組織を、マッサージをかねて動かしてみてください。そうすればきっと、動きの悪い部分があるはず。そこからはじめてみるのはどうでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なお、今回の話にあった上腕二頭筋の長頭の過緊張のように、特定の筋肉に緊張が見られる場合には、その筋肉のまたいでいる関節は全てチェック対象です。この場合には、肘関節などが悪くて、緊張している可能性がありますので。&lt;br /&gt;
　また、緊張の連鎖が無いか、縦のラインに沿って調べてみてください。連鎖がある場合には、それも治療対象にしてみてください。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;②膝の最初の取り組みですね。&lt;br /&gt;
　一つは、メールにも書いておられた2006年3月26日のブログの中の牽引運動法です。それとあわせて、膝関節周辺の皮下組織のマッサージを丁寧にすることから始めるのはどうでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　牽引運動法、まず一つは脛骨の長軸方向へ引っ張るようにする方法ですね。これはもう理解しておられるので、説明は省きます。&lt;br /&gt;
　もう一方の、大腿骨の長軸方法に引っ張る牽引する方法ですが、イメージをつかんでもらうためのトレーニングを書きます（臨床的にやる場合には体勢に応じてアレンジします）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　患者役の人には、仰向けで寝てもらいます。患者下肢を持ち上げ、股関節90度、膝関節90度で曲げて、術者は片手の前腕部で患者下腿の膝関節に近い部分を下から支え、もう一方の手を患者足首に添えます。このまま、膝下に当てた前腕で、患者のお尻を持ち上げるように、上（天井方向）へ引っ張り上げます。この形で、大腿骨長軸方向への牽引がかかったのはわかりますね。引っ張り上げの力を保ったまま、足首に添えた手の力加減で、膝関節を曲げ伸ばしします。これが、大腿骨長軸方向への力を保って行うやり方の一つです。&lt;br /&gt;
　慣れれば90度に曲げる必要もありませんし、側臥位でやることもできます。要は、力の方向だけイメージしてもらえれば、どんな形でも大丈夫です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なお、膝関節に関しては、かならず足首の調整を併用してください。あくまで私の体験ですが、足首だけ治療して膝痛が治ったケースはあっても、膝だけを治療して膝の痛みが治ったケースは一件もありません。&lt;br /&gt;
　「そのまま体操８」にあわせ、これも簡易の方法ですが、患者さんの足の甲と、踵骨を持って脛骨の長軸方向へ牽引し（患者さんに寝転んでもらって、足元の方向へ引っ張る要領）ながら、ぐるぐると運動させる治療を試してみてください。もしも、細かな調整が出来そうでしたら、それも付け加えて。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;③癒着の再発ですが、ケースによって違います。&lt;br /&gt;
　癒着は基本的には、腫れたりむくんだりといった、リンパ液が停留する場合におきることが多いです。&lt;br /&gt;
　ケガによる癒着はいわば非日常の癒着で、一度解消してしまえば、治療前の状態にもどることはまずありません。周りの筋肉のクセなどで少し戻ることはあっても、完全に治療が無になることはなく、一回ごとに着実に解消されてゆくものです。&lt;br /&gt;
　逆に、動かなかったり立ちっぱなしだったり、いつも緊張させていたりという日常生活で出来てしまった癒着は、解消しても再発することが多いです。もちろん、再度の癒着が起こるにはある程度の時間がかかりますし、周辺の動きそのものを改善してゆくことで起こりにくくはなりますが…。&lt;br /&gt;
　整骨院ということでしたら、数日間隔で治療できることが多いのではないでしょうか。その間隔なら、治療した分が完全に元に戻っていることはまず無いので、戻りを気にせず治療を進められると思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;④の仙腸関節についてですが、やりやすければどんな方法でもいいと思います。&lt;br /&gt;
　とはいえ、メールを頂いてからもっと楽な方法が無いか考えてみました。で、たどり着いた結論は、足を持って動かす方法を単純化することです。&lt;br /&gt;
　患者さんは側臥位。股関節、膝関節を軽く曲げた状態にします。患者の後ろに立ちまして、片手を患者さんの腸骨に、もう一方の手で上側足の下肢を持ちます(私は膝関節を支えるように持つほうが楽でしたが、下腿をもって操作することも出来るでしょう）。&lt;br /&gt;
　上側股関節が90度屈曲になるように操作。ここから、腸骨を患者さんの頭方向へ押します。横方向への力がかかっていないので、比較的楽に「閉じる」動きが出来ます。この状態で、股関節の屈曲・伸展を行います。大腿の動きにつれて、仙腸関節がいくらか動きます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　次に、腸骨を尾方（要するに頭と反対方向）へ引っ張ります。その状態で、また股関節を屈曲・伸展します。　&lt;br /&gt;
　骨盤を引っ張るときの手をかける部分。患者さんが右上の側臥位の場合、右手で患者さんの膝を保持し、左手掌の小指側を腸骨の端にかけていることが多いです。ちなみに押す場合は、少し立ち位置を変えて、手根で押しています。&lt;br /&gt;
　手をかけにくい場合には、腸骨と大転子の間のへこみに前腕をのせ、操作することもやっています。体力的にはこの方が楽かもしれません。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　この場合の腸骨の押し・引っ張りは、仙腸関節の方向に必ずしも一致していませんが、安定が良いためにそれなりの効果があるようです。これを見つけてから、仙腸関節の操作は、必ずこれから始めることにしました（腰痛の強い患者さんの場合には、様子を見ながら）。&lt;br /&gt;
　私の場合には、この後、片手を仙骨付近に、もう一方を腸骨において細かい操作をすることが多いです（余談ですが、両手で腸骨を持って、仙骨側は患者さんの脊椎、体重の重みだけを支えにして操作をすることがあります。感覚がつかみにくいので、最初はお勧めしませんが…）&lt;br /&gt;
　このときは、患者さんのお尻をかかえるような格好です。体勢はかなり前かがみ。向きは、少し患者さんの頭方向に向いたナナメの状態です。ただ、決して楽な格好とは言いがたく、体格も筋力も人それぞれですので、楽な形を探してみることをお勧めします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　あと、これは書き忘れていたのですが、とても重要なこと。前かがみで施術する場合には、必ず片足を治療ベッドにかけてください。腰痛を防ぐのに有効です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　こんなところで、いかがでしょうか？　足を持っての操作は、わかりにくいようでしたら言ってください。&lt;br /&gt;
それでは。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>治療技術論</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-12-12T15:49:53+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/11/post-9ebf.html">
<title>ノンアルコール！</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/11/post-9ebf.html</link>
<description>　私事ですが、お酒が好きです。食事時に飲むのも好きですし、宴会等、飲みの席も大好...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　私事ですが、お酒が好きです。食事時に飲むのも好きですし、宴会等、飲みの席も大好きです。&lt;br /&gt;
　ただ、誤解されると困るのですが、好きだからお酒が強いとは限りません。お酒の味は好きですが、酔っ払うのが好きなわけではないので、かなり弱いです。それも最近はとくに弱くなってしまって、日本酒換算で一合くらいしか飲めなくなってしまいました(歳のせい？)。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　お酒にアルコールさえ入っていなければいくらでも飲めるのに、と嘆いていた私に強い味方ができました。&lt;br /&gt;
　いわゆるノンアルコール・ビールです。ビールと同じ色、ビールと同じ泡、ビールと似た味。アルコールはほとんど入っていないのに、ビールで一番大事な「飲んだ気分」が味わえるのですよ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　このノンアルコールビール、話題になったのは飲酒運転の取り締まりが厳しくなった数年前から。でも、商品自体は20年以上前からありました。&lt;br /&gt;
　私が高校生のころから売っていたのが、宝酒造の「バービカン」。友人が旅行に抱えてきてくれましたが、薄ら甘くて焦げ臭かった記憶があります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　あれから20年。味も向上してきました。&lt;br /&gt;
　食事のとき、ビール代わりに飲んでも問題ないくらいには、ビールらしくなっています（ただ私としては、某社の「業界初の完全ノンアルコール」をうたっていた商品だけは楽しめませんでした。変に甘くて、カルピスソーダのような味がします）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　日本酒好きとしては、日本酒のノンアルコール版が欲しいところです。調べてみたら、金沢の福光屋という蔵からノンアルコールの日本酒が。&lt;br /&gt;
　今度試してみます。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-11-16T21:50:24+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/11/post-3714.html">
<title>「平均的美人」の話</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/11/post-3714.html</link>
<description>　平均顔、というのをご存知でしょうか。 　眼が上がってたり、口が大きかったり、眉...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　平均顔、というのをご存知でしょうか。&lt;br /&gt;
　眼が上がってたり、口が大きかったり、眉毛が太かったり。人の顔はそれぞれに個性的です。そういった人の顔写真をたくさん集め、コンピュータで目の位置や大きさ、鼻の形などを足しあわせ、平均化した顔をつくります。例えば、上がり目の人と下がり目の人の写真があれば、足して割って普通の目に。大口は小口と足して割って、適度な口に。こうして数々の顔を平均した、一つの顔が完成します。これが平均顔です。&lt;br /&gt;
　そしてこの平均顔、たいていの場合は美男美女です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　美男美女の条件は、顔の部品や位置のバランスが取れていること。顔が極端に下膨れだとか、鼻がむやみに大きいとかいうことはありません。特徴の無いのが、きれいな顔だと言い換えても良いでしょう（顔のパーツが非常に微妙なバランスをとっている「個性的な美人」というのもないことはありませんが）。&lt;br /&gt;
　多くの人の顔を平均して出来上がった平均顔は、顔の部品も位置もバランスが取れているはず。美男美女なのはあたりまえですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　話は変わって、だいぶ前にも書いたことがありますが、私は人の顔を憶えるのが苦手です。新学期にはクラス全員の顔を憶えるのに一ヶ月かかりました。今でも一回や二回会ったくらいの人では、まず憶えられません。その私がもっとも苦手とするのが、いわゆる美男美女です。&lt;br /&gt;
　先ほども書いたように、バランスが取れて、極端な特徴が無いのが美男美女。　何度見ても憶えられないのですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　八起堂に来てくださる患者さんでも、まだ顔と名前が一致していない方が何人かおられます。道でお会いしても気づかなかったり、お名前を尋ねなおしたりすることもあります。もし、そんな目に合われた場合には&lt;br /&gt;
「そうか、自分は美男（あるいは美女）なんだ」&lt;br /&gt;
　と、悪しからずご了承いただけると幸いなのですが…。　&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>八起堂通信</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-11-07T11:14:33+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/10/post-9a7e.html">
<title>アンチエイジングいろいろ</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/10/post-9a7e.html</link>
<description>　先日は、若い気分でいることが老化を防ぐ、という話を書きました。 　仕事がら医療...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　先日は、若い気分でいることが老化を防ぐ、という話を書きました。&lt;br /&gt;
　仕事がら医療関係の記事には眼を通すようにしていますが、意識してみると、アンチエイジング（老化防止）の方法って、いろいろ出ています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;１．すでにわかっているアンチエイジング&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;科学的に見て確実なのは、&lt;br /&gt;
・適度な有酸素運動&lt;br /&gt;
・紫外線を避ける&lt;br /&gt;
・タバコを吸わない&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　などでしょうか。ちなみに有酸素運動は代謝を良くして血行を改善、活性酸素の発生を減らす効果があります（強すぎる運動は逆効果）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　紫外線は、細胞を破壊する作用がありますので、当たりすぎると老化を招きます。皮膚であればシワ、シミの原因になりますし、眼であれば、白内障の原因になります。帽子や日焼け止め、サングラスで防ぐのが一般的。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　タバコはいうまでもありませんね。各種有害物質による直接の細胞損傷のほか、血管が収縮して血行を悪くしてしまい、皮膚をはじめとする組織を傷めます。数量に比例して害は増えますので、できれば少なくしたいもの。&lt;br /&gt;
　面白いのは、軽いタバコであっても害はあまり減らないということ。むしろ、強いタバコの方が吸う本数が少なくなるだけ害が減る、という調査もあります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;２．まだよくわかっていない諸々の…&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その他、いろいろなアンチエイジングの方法で目に付いたのを拾ってみました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・ビタミンＣの大量摂取&lt;br /&gt;
　細胞を老化させる活性酸素を除去する働きがあるとか。アメリカなどでは一日に1000ミリグラム摂取せよ、とする科学者もいます。基本的には摂り過ぎの害はないとされていますが、1000ミリグラムは少し行き過ぎな気もします。そして、もちろんこの方法に反対している科学者もいます。&lt;br /&gt;
　活性酸素を除去するものとしては、他にハーブの一部、ワインや野菜のポリフェノールにも同様の効果があるとされています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・カロリー制限&lt;br /&gt;
　サルやネズミでは、食べる量を減らすと寿命が延びるという現象が確認されているとか(人間では未確認）。&lt;br /&gt;
　ちなみに制限は20％程度。一日の摂取カロリーが2000キロカロリーの男性であれば、20%は400キロカロリーになります。ラーメン一杯、ハンバーガー一個くらい、食べる量を減らすわけです。本当の腹八分目、満腹禁止。&lt;br /&gt;
　それくらいなら我慢できるかも、と思うのですが、脳科学者の池谷裕二氏が試してみたところ「カロリーを減らしたまま長期間過ごすのは想像以上につらい」ということでした。それはそうかもしれません。わたしも満腹するまで食べるほうですから。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ただ、このカロリー制限には良い副作用があります。先ほどの池谷氏の調査では、カロリーを減らすと脳が活性化するらしく、記憶力の向上が見られたとのこと。受験生なら割り切って我慢できるかもしれません。くれぐれもリバウンドにはご注意を。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・瞑想&lt;br /&gt;
　瞑想といってもいろいろありますが、大雑把に言って「頭をカラッポにする訓練」です。じっと座って、自分の呼吸を数えたり、一つの言葉を繰り返し唱えたりして「何も考えない」境地を目指します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この瞑想、精神的なストレスを減らしたり、神経症の治療にも使われていますが、瞑想を5年間続けた人は、実年齢よりも平均12歳若く見えたという調査があります。ストレスの害が減るせいなのか、感情が安定して眉間のシワが減るせいなのかはわかりません…。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
　昔の日本では、年上扱いするほうが喜ばれる時代もあったとのこと。それが西洋化してしまったのは惜しいような気もします。いや「年寄りらしくおとなしくして」などと言われなくなったのは、やはり良いことでしょうね。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>八起堂通信</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-10-25T13:49:35+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/10/post-b0e0.html">
<title>ＴＡＭ手技療法に関する質問⑥</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/10/post-b0e0.html</link>
<description>・Ｍ先生の質問 　ＴＡＭで、顎関節の操作も教えていただけませんか？　私としては、...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;・Ｍ先生の質問&lt;br /&gt;
　ＴＡＭで、顎関節の操作も教えていただけませんか？　私としては、「誰でもTAM」的に顎の皮膚に前後左右にテンションをかけながら、その状態で顎を自動運動で開閉するくらいしか思いつかないもので・・・。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;あと、感覚の件でもう一点！組織の三種類の感覚（2009年6月5日「ＴＡＭ手技療法に関する質問①」参照）ですが、あれは動きの小さい関節（仙腸関節とか手・足根骨とか）でも感じ取れるものですか？また軽い力でテンションをかけなければならない時でも感じ取れるものですか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
・八起堂の回答&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　顎関節症ですか。これはなかなかに難しいですね。ＴＡＭの技術的には確かに先生のおっしゃるとおり、前後左右のテンションをかけながら、口の開閉（これは自動運動で）をしてもらうのが良いと思います。あと、下顎骨を横から押し込んで、自動運動をしてもらうという手もあります。&lt;br /&gt;
　ただ、私自身の臨床では、ＴＡＭまたはＡＫＡで直接、顎関節症の治療をしても、症状の軽減を見られたのはせいぜい数日でした。長続きしないのですね。顎関節はよく言われるように、歯並びなどの影響を受けやすい関節です。周辺の組織が顎関節を歪ませているところを解消しないと、根本的な解決にはならないのではないかと思われます。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　歯並び以外では、首、肩の筋肉などが影響しているのではないかと考えています。私自身、無茶をして肩を壊してから顎関節の調子が悪くなり、二度ばかりアゴが外れたことがあります（八起堂通信でも書いたと思いますが、アゴはずれは本当に同情してもらえません。タクシー運転手から病院の受付、看護婦から医者にまで笑われましたもの）。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　ということで、歯並びを点検の上、首周りの不自然な緊張がないかを調べて治療されるのが良いかと思われます。あまりお役に立てず、申し訳ありません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　組織の感覚ですが、小さい関節でも感じ取れるものです。軽く操作する場合でも感じます。というか、この手ごたえで力加減を見ますので、感じたほうが安全ですね。といっても、私自身も仙腸関節でこれがわかるようになったのはせいぜいこの一年くらいのところですけど。ということで、気長にやってみてください。　&lt;br /&gt;
　他に磨いたほうが良い感覚として「不自然に動かない部分を感じ取る感覚」が上げられます。例えば上腕骨が動くとき、途中で回転の軸が変化するとか、コッドマンリズム（腕を挙上するとき、上腕骨と肩甲骨は、２：１の割合で動く）が途中から変化する、背骨を押したとき、弓のように全体として曲がってゆくはずが、いびつに曲がるとか。こちらのほうは、手で感じるとともに、目で見てもわかるようになります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まずは、患部の状態を感じとるほうに集中してみてください。患部の「おかしさ」がわかってくると、「これを解消すればいいんだ！」という形で具体的な技術の試行錯誤がやりやすくなり、急速に技術が進むようになります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というところでいかがでしょうか。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>治療技術論</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-10-12T15:22:16+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/10/post-82ab.html">
<title>転ばぬ先の…</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/10/post-82ab.html</link>
<description>　なぞなぞです。「いつも転んでばかりいる虫は？」 　昔は、今ほど転ぶことについて...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　&lt;strong&gt;なぞなぞです。「いつも転んでばかりいる虫は？」&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　昔は、今ほど転ぶことについてのニュースは聞きませんでした。それが社会の高齢化で、転倒が寝たきりの最大原因とされるに及んで、クローズアップされましたね。&lt;br /&gt;
　かく言う我が家でも昨年の暮れ、母が転倒して骨折しました。もっともこれはスポーツ中、他の選手との接触が原因なので、一般的な例からは外れますが（おかげさまで、最近はすっかり元気です）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　転倒の原因にもいくつかありますが、最大の原因はつまづくことです。&lt;br /&gt;
　よくあるケースが、段差。街でも家でも、歩くところには段差はつきものです。歩道と車道の間にある段差や、建物の入り口の段差。家の中では、廊下と部屋の境目。大抵は数センチ程度のもので、一見つまづきそうには見えないのですが、多くの方がそこで転倒しています。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　原因は、目測の誤りです。段差のあるところでは、誰でも段差を越えられる高さに足を上げて通ります。ところが筋力の衰えや、運動不足による感覚の狂いで、正しい高さにまで足が上がらないことがあるのです。そうして越えたつもりの段差に足を引っ掛けて、転倒することになります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ここでも「使わないものは衰える」の原則は有効です。&lt;br /&gt;
　とはいえ「足を上げる」という動作は日常ではあまり行いません。せいぜい、階段を登るときくらい。ウォーキングも、心肺機能を鍛える意味ではいいのですが、あまり足を高く上げることはありません。時々は、膝を高く上げる足踏みなどするのも良いと思います。&lt;br /&gt;
　やってみるとわかりますが、足をしっかり上げると、かなりこたえます。雨でウォーキングができない日の、補助運動としてどうぞ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ちなみに、上記なぞなぞの答えは「テントウムシ」です。ちょっとつまらなかったので、もう一つ虫のなぞなぞを。&lt;br /&gt;
「オスとメス。虫の世界で立場が強いのはどちら？」&lt;br /&gt;
・&lt;br /&gt;
・&lt;br /&gt;
・&lt;br /&gt;
・&lt;br /&gt;
・&lt;br /&gt;
・&lt;br /&gt;
・&lt;br /&gt;
・&lt;br /&gt;
　立場が強いのは、メス。泣いている（鳴いている）のはオスばかりだから、とのこと。あしからず。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>八起堂通信</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-10-03T17:03:33+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/09/post-d26e.html">
<title>古傷の痛みにお灸が効く</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/09/post-d26e.html</link>
<description>　肩こりに、腰痛に、お灸を使っている人は、意外と多いものです。せんねん灸などをは...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt; &lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　肩こりに、腰痛に、お灸を使っている人は、意外と多いものです。せんねん灸などをはじめとして手軽なお灸も増えてきましたからね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　ところでこのお灸、ケガや手術の古傷にも効果があるって、ご存知でしたか？&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　手術やケガの跡、傷口は盛り上がった線になることが多いです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　人間の皮膚は、構造の異なる何層もの重なりでできています。ところが、手術やケガではそのつながりが断たれ、無理に寄せられてくっついた形になります。皮膚はぶあつく、硬くなって、うまく動きません。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　皮膚は、骨や筋肉を包むもの。動きにあわせて伸びたり、縮んだり、動いたりするから、楽に運動できるのです。ところが傷口の部分では、伸びも動きも悪くなります。動くたびに、引きつれて痛むというわけですね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　こうした傷口の痛みに対しては、マッサージするのも一つの手です。&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　傷口部分をつまんで、引っ張ったり、つまみ上げたりするのです。あちこち動かしているうちに傷口の組織が整理されて、すこしずつ動くようになってきます。しかし、この方法、有効ではありますが、痛いのですよ。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　そんな方のために良いのが、お灸です。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　昔から言われていることなのですが、お灸には筋を伸ばす力があるというのです。科学的に言えば、熱刺激によって組織の再生力を増し、柔軟性を取り戻すのだといえるでしょうが、あまりはっきりとはしません。&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　治療方法は、いたって簡単。痛む傷口をさすってみて、痛みの強いところ、皮膚の動きの悪いところにお灸をするだけです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　お灸は、ご自宅でされる場合には「せんねん灸」などの簡易灸がいいでしょう。強さのランクは様々ありますが、大抵の場合は一番弱いもので足ります（せんねん灸では「竹生島」がこれにあたります）。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　なお、お灸をするときには熱さを我慢しないこと。あまり我慢しすぎると、水ぶくれなどができることがあります。「熱いなあ」と感じるようになったら、外してください。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>八起堂通信</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-09-11T13:22:03+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/08/post-72eb.html">
<title>手首のかんたんマッサージ</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/08/post-72eb.html</link>
<description>　手首、不思議だと思いませんか？　曲げることはもちろん、すぼめる（親指と小指を近...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　手首、不思議だと思いませんか？　曲げることはもちろん、すぼめる（親指と小指を近づける）こともできます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　こんな器用なことが出来るのは、手首が細かな骨のあつまりで出来ているからです。&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=400,height=570,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://hakkidou.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/08/28/tenohone.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Tenohone&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;Tenohone&quot; src=&quot;http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/images/2009/08/28/tenohone.jpg&quot; width=&quot;250&quot; height=&quot;356&quot; style=&quot;MARGIN: 0px 0px 5px 5px; FLOAT: right&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;br /&gt;　右の図は、手のひらを甲の側から見たものです（下の部分に、腕の骨がつながる）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　手のひらの根元、わずか数センチ四方の中にある骨は、全部で八個。どれも、豆粒くらいの小さな骨です。この骨が、それぞれに動くことで、手首の柔軟な動きができるようになっているのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　肩こりや、腕の痛みで悩んでいる方を診ていると、この手首の骨がうまく動いていない方が見受けられます。&lt;br /&gt;　手首の動きが悪くなると、普通に手首を動かすのに、いつも以上に力を込めて動かさなければなりません。手首を動かす筋肉は腕（肘と手首の間）にありますから、知らず知らずのうちに、この部分が張ってきます。このコリ、疲れは腕から肩、首にまで及びます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　手首は、使いすぎると不調を起こしやすいものです。文字をたくさん書く方、楽器を演奏する方、パソコンのマウスで精密な作業（作図など）をする方はご注意ください。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;・手首マッサージ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;　手首の不調は、軽い間は自分で治せます。&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=500,height=250,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://hakkidou.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/08/28/tenomassa.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Tenomassa&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;Tenomassa&quot; src=&quot;http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/images/2009/08/28/tenomassa.jpg&quot; width=&quot;300&quot; height=&quot;150&quot; style=&quot;MARGIN: 0px 0px 5px 5px; FLOAT: right&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;br /&gt;　座布団や椅子のマットなど、柔らかいものの上に手を置き、もう一方の手で図の斜線部を押さえます。そのまま皮膚を引っ張り回すように、ぐるっと大きくマッサージしてください。次に、裏返して手のひらの部分も同じようにマッサージします。&lt;br /&gt;　力はかなり強め。この動きで、手首周辺の組織が引っ張られ、ひいては細かい骨も引っ張られて、柔軟性を取り戻します。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　手が疲れたなあ、と思ったときにお試しください。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　ちなみに自分以外の人にやるときには、相手の手首を掌の間に挟むようにして。皮膚が荒れない程度に注意してください。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>八起堂通信</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-08-28T13:54:40+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/08/post-2b1b.html">
<title>ＴＡＭ手技療法に関する質問⑤</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/08/post-2b1b.html</link>
<description>Ｍ先生の質問 (前文略） 質問①　胸・腰椎の話が出ていますが、頚椎のTAM操作は...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;Ｍ先生の質問&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;(前文略）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;質問①　胸・腰椎の話が出ていますが、頚椎のTAM操作はどんなものでしょうか。また、胸鎖関節・肩鎖関節などのTAM操作も詳しく教えていただけると嬉しいです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;質問②　ギックリ腰で寝起きがつらいような患者の場合、座位でも仙腸関節などのTAM操作はできますか？&lt;br /&gt;　また、人工関節の場合はどうされてますか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;質問③　池浦先生は鍼灸治療もされておられますが、TAMを鍼灸の理論の中で使うこともありますか？例えば、肩の前面が痛いとして、肺経の痛みだから母指にTAM操作をするとか、さらに飛躍して、肺経の陰陽交差を利用して胃経絡上の関節にTAM操作をするとか・・・。どうでしょうか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;質問④　仙腸関節のTAM操作で、「骨盤を患者にとっての前屈、後屈となるように回転させ、仙腸関節に軸回旋を起こさせる」時ですが、これはもちろん、仙腸関節の可動範囲（つまり数ミリ単位）での、ほんのわずかな「前屈・後屈」という意味ですよね？患者の骨盤を、ガクンガクンと動かす訳ではないですよね？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　本当は細かい操作について、いろいろお聞きしたいこともあるんですが、そのへんはとにかく、臨床で回数をこなしてから改めておたずねいたします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;八起堂の返事&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;質問①&lt;br /&gt;そうでした、頚椎の話を書いてませんね。実は頚椎には「誰でもできるＴＡＭ」の技法があって、いずれ書かねばと思っていたところでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　首の具体的な技法としては、患者仰臥位、術者は患者頭位置に。&lt;br /&gt;　左右の手で患者の首（手根でも、四指でも可、やりやすいように）を挟み、片方の手を患者足方向へ、もう一方を患者頭方向へと引っ張ります。つまり首左右の組織を互い違いに引っ張るわけですね。これで首の皮膚、筋肉にテンションをかけます。また、頚椎も片方が上、片方が下へ向かう力を受けることで、少し斜めになるのではないかと考えています。&lt;br /&gt;　その状態で手首を使い、患者の頭を左右に転がします（患者が痛くない速さ、範囲で）。この方法は首の筋肉、頚椎、皮下組織などにまとめて働きかける方法で、首のコリ、痛みがかなり減少します。本格的な治療の前フリとしても使えます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　頚椎で特に不調の場所がわかる場合は、こんな技法があります。&lt;br /&gt;・目標頚椎を下から押し上げつつ、頭を左右に転がす。&lt;br /&gt;・ 目標頚椎を横から圧迫しつつ、患者の頭を持ち上げ、軽く前屈、後屈させる。&lt;br /&gt;・ 頚椎付近で動きの悪い組織を狙い、皮下組織にテンションを与えて動かす方法。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　もちろん、それでも残る不調には、厳密な方向と精度での狙いが必要になりますが…。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　胸鎖関節ですが、患者側臥位か仰臥位で、鎖骨の胸鎖関節に近い部分の下に指を入れ、患者頭方向へ引き上げます。胸鎖関節を引き離すわけですね。そのまま肩甲骨を動かすことで胸鎖関節を運動させます。&lt;br /&gt;　しかし、これよりも有効なのが、鎖骨下の皮膚・皮下組織を引っ張りながらの運動です。鎖骨下の組織、それもかなり鳥口突起に近い部分の皮膚・皮下組織を肩関節の方向へ引っ張ります。その状態で肩甲骨を動かし、鎖骨を運動させることで、胸部の負荷が解消されます。なお、鳥口突起周辺組織をひっぱりながらの運動は、肩関節の運動不調を解消する場合にも有効です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　肩甲骨の運動は、胸鎖関節を中心とした円弧、というよりは球面運動になりますね。ところが、患者さんでこの運動が自分でできる人は決して多くはないのです。肩を動かしてください、というと、大抵は肩の上下運動だけで終わってしまいます。体幹部に沿った動き（肩甲骨の動きで言うと、内外へ動かす動き）がうまくできない人はわりといますし、ぐるっと動かせる人はもっと少ないです。なので、術者が動かしてやるほうが、たいていは大きな動きになります。大きな動きの方が、効果は出しやすいですね。&lt;br /&gt;　具体的には、普通の動きで上下左右。できれば、患者さんの腕を挙上した状態で（肩甲骨が外に回った状態になる）、上下左右。この二つからはじめてください。もし、手応えで不調部がわかるようになったら、角度を変化させたり、押し引きを加えるなどして、小さい動きでも良くなります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この話に限らず、肩甲骨を十分に動かせている患者さんは少ないです。肩こりの患者さんの肩甲骨を十分に動かしておくと、それだけでかなりコリが解消します。とくに、外転（腕を挙上したとき、肩甲骨が大きく外に回りますよね）の状態で十分に動かすと、効果大です。というか、多くの肩こり患者さんでは、バリバリ音がします。癒着が剥がれているのでしょうねえ。「肩ってこんなに動くんですねえ」と言われることが多いです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　肩鎖関節ですが、これは鎖骨と肩甲骨の間にテンションをかけます。具体的には、側臥位患者の後ろに立ち、片手の拇指を肩甲棘、四指を鎖骨にかけます。ここで四指を軽く握るなどの形でテンションをかけ、肩甲骨の運動を行います。&lt;br /&gt;　この場合も、周辺の皮下組織への皮膚滑り法は有効です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　質問②　ギックリ腰で寝たり起きたりがつらい患者の場合、座位で仙腸関節などにTAM操作できますか？　また、人工関節に関しては、どうされてますか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　さすがに、座位のままでは仙腸関節の操作はちょっと…。&lt;br /&gt;　以前に全身の過剰緊張で横になれなかった方を診た事があります。横になるとあちこちの痛み、頭痛、めまいが一度に襲ってくるので、1週間くらい、椅子に座ったまま眠っていたという方でした。&lt;br /&gt;　この方の場合には、一番楽な座った姿勢のまま、両手、両足から施術を始めました。全身の筋肉、関節には相関関係がありますので、一部だけでも治療が進めば、それだけ全体も改善します。この方の場合には、最初は座った形での治療、二度目には横になれるようになったので、初めて普通の形で治療ができました。今にして考えれば、鍼を使っても良かったと思いますね。&lt;br /&gt;　ぎっくり腰の場合も、鍼を使ってから、寝て治療するのはいかがでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　人工関節についてですが、タイプにもよりますが、関節包、靭帯はほぼ原型のまま存在していると考えています。ただし関節包、靭帯ともに手術で傷がついており、その瘢痕組織が残っている分、柔軟性には欠けるはずです。&lt;br /&gt;　瘢痕組織の分、普通の関節とは可動域の形が違ってきますが、技術的にはそれほど差はないと考えます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　実際の臨床ですが…。&lt;br /&gt;　これは私の考えすぎかもしれませんが、人工関節と骨の接続部は信頼してよいのでしょうかねえ。差込み型の股関節など、抜けたらどうしようかという怖さがあって、私は人工関節の患者さんの足を、強く牽引することができません。関節包や靭帯が、人工関節をまたいで骨に接続していれば、引っ張ろうがどうしようが問題ないのですが、患者さんで自分の人工関節の構造を理解している人はあまりいません。いちいちレントゲン写真を持ってきてもらうわけにもいきませんし…。&lt;br /&gt;　というわけで、主に周辺組織の皮膚滑り法、ねじりと押し、曲げを使った技法を使用していることが多いです。牽引が必要なときは、おそるおそるやっています。&lt;br /&gt;　恥ずかしながらの回答ですが…。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　質問③　池浦先生は鍼灸治療もされておられますが、TAMを鍼灸の理論の中で使うこともありますか？例えば、肩の前面が痛いとして、肺経の痛みだから母指にTAM操作をするとか、さらに飛躍して、肺経の陰陽交差を利用して胃経絡上の関節にTAM操作をするとか・・・。どうでしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　治療において東洋医学的な思考をすることはほとんどありません。&lt;br /&gt;　ただし、経絡と似た意味で、身体を縦に走る「関連性のライン」ははっきり感じますので、これは使います。&lt;br /&gt;　この「関連性のライン」は、一部の症状が別の部分にまで波及する関連性のことです。手で触れて、筋肉の緊張としてたどることも出来ますし、ねじりと曲げをあわせた動きをしていると、関節可動域制限の関連として感じることも出来ます。&lt;br /&gt;　例として挙げていただいた、肩と手の親指の関連は本当にあり、親指や手首が原因となって、肩に不調を起こしたと思われるケースは何度も見ました。&lt;br /&gt;　この「縦の関連」については「誰にもわかる操体法の医学」（橋本敬三　農文協出版）に概論が書いてあり、私は大いに影響を受けました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なお、鍼を使うときは「トリガーポイント鍼療法」を基準にしてはいますが、トリガーポイントの思想にはこの「縦のライン」がありません。ということで、私の鍼はトリガーポイントと「縦のライン」の複合治療です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　質問④　仙腸関節のTAM操作で、「骨盤を患者にとっての前屈、後屈となるように回転させ、仙腸関節に軸回旋を起こさせる」時ですが、これはもちろん、仙腸関節の可動範囲（つまり数ミリ単位）での、ほんのわずかな「前屈・後屈」という意味ですよね？&lt;br /&gt;患者の骨盤を、ガクンガクンと動かす訳ではないですよね？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これについては、実際に見たらおそらくびっくりされるくらい動きが大きいです（笑）。患者さんの膝を持って操作するときには、さらに大きな動きです。&lt;br /&gt;　というのは、この「TAMによる仙腸関節の調整」は、やや専門的ではあるものの「誰でもＴＡＭ」の一種ですから、それほど精密な動作ではないのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　仙腸関節は深いところにあり、運動の中心なので、腸骨棘の位置で数センチの動きも、仙腸関節では数ミリの動きに縮小されます。また骨盤を多少大きく動かしても、大きすぎる動きは骨盤の移動（主として腰椎の曲がり）によって吸収されるので、仙腸関節そのものにはさほど負担がかからないのです。痛みのない範囲でゆっくり行い、曲がらないものを無理に曲げることがなければ、まず問題ありません。以前に書いた、三種類の組織の感覚を頭においてもらえればよいかと思います。&lt;br /&gt;　もちろん、本当にミリ単位の操作を行うこともありますが、安全性のためというよりは、正確な位置に力を作用させるためですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>治療技術論</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-08-12T23:23:04+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/08/post-12af.html">
<title>五十肩と親指の関係</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/08/post-12af.html</link>
<description>　世の中には、いまだに科学的に解明されていない病気がいくつもあります。それも、ご...</description>
<content:encoded>&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;　世の中には、いまだに科学的に解明されていない病気がいくつもあります。それも、ごく身近に。&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;strong&gt;１．謎の病気、五十肩&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;　五十肩。これも、謎の病の一つです。なぜ起こるのか、いまだに解明されていません。親兄弟や知り合いで、一人や二人は悩んでいたのを見たことがあるでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;　ある日、急に肩が痛くなり、寝ていても痛む。腕を上げたり、後に回したりすると、痛む。こういうのが典型的な症状です。&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;　急に痛くなる上、動きも悪くなるものですから、非常に心配する人もあります。年齢によっては「もう私の肩はダメになったのかしら」なんて言ったりして。でも、心配はいりません。半年から一年もすると痛みが消え、治ってしまうのも、特徴の一つです。もちろん治る理由もわかっていません。&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;　動きにくいという後遺症が残ることがあるので、治療院では、痛みを抑えつつ、動きが悪くなるのを防ぐ治療をします。&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;strong&gt;２．手の痛みに注意&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;　ただ、これまで見てきた患者さんの傾向から言うと、五十肩になる人に、一つの傾向が見えてきました。手首から先、とくに親指周辺に不調がある人は肩が痛くなりやすく、また痛みが長引くようなのです。&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;　解剖学の本で骨格や筋肉を見てみると、五十肩でよく痛くなる肩の前面には「上腕二頭筋」があります。この筋肉は腕を曲げるために働く筋肉ですが、同時に前腕（肘から先）を回転させる働きをする筋肉なのです。おそらく、手先の動きが悪くなったことで、前腕を緊張させてつかわなければならなくなるせいでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;　たくさん文字を書くこと、楽器、大工仕事。あまりに集中して手を使うときは無理の無いよう、ご注意ください。もし手の痛みが肘、肩へと上がるときには、ご相談ください。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>八起堂通信</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-08-10T17:58:36+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/08/post-d976.html">
<title>ナメクジを退治する</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/08/post-d976.html</link>
<description>　ＴＡＭ手技療法が続いているところにこんなものをはさんでもいいのか、とは思います...</description>
<content:encoded>&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 15ptfont-size: 1.2em;&quot;&gt;　ＴＡＭ手技療法が続いているところにこんなものをはさんでもいいのか、とは思いますが、もともと雑多なブログですから…。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 15ptfont-size: 1.2em;&quot;&gt;　我が家では、今年はなぜかナメクジが大量発生しました。犬の餌にたかり、コンクリートの上に並び、浴室にまで侵入する。ムカデや毛虫のように刺されるわけではないのですが、なんとなく精神衛生に悪いものです。花や野菜を齧ることもありますし…。ということで、今年は思い切って駆除に乗り出すことにしました。&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 15ptfont-size: 1.2em;&quot;&gt;&lt;br /&gt;　最初は殺虫剤を考えましたが「使用後のビンは必ず三回以上洗ってから捨てること」などの怖そうな文章が並んでいて、二の足を踏みます。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 15ptfont-size: 1.2em;&quot;&gt;　そこで思いついたのが、ビールを使う方法。ビールを入れたコップを置いておくと、匂いに引かれたナメクジが入り込んで死ぬと言うのです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 15ptfont-size: 1.2em;&quot;&gt;　さらに言えば、ビールを使うのももったいないので（酒飲みの思考）、手近なもので合成してみました。成分は以下の通り。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 15ptfont-size: 1.2em;&quot;&gt;　水　　　　　　…　コップに半分。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 15ptfont-size: 1.2em;&quot;&gt;　アルコール …　濃度が５～１０％位になるように。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 15ptfont-size: 1.2em;&quot;&gt;　米ぬか　　　…　ひとつまみ。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 15ptfont-size: 1.2em;&quot;&gt;　&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 15ptfont-size: 1.2em;&quot;&gt;完全自然素材（笑）。&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 15ptfont-size: 1.2em;&quot;&gt;　重要なのはアルコールです。アルコールの匂いに引かれるという意味では誘引剤ですし、効果の意味では殺虫剤でもあります。アルコールがあまりにも多いと、刺激が強すぎるらしく入りませんでした。ビールと同程度の濃度が良いようです。私は消毒用エタノールを使いましたが、酒なら焼酎でも何でもいいと思います。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 15ptfont-size: 1.2em;&quot;&gt;　米ぬかがない場合には、水の替わりに米のとぎ汁を入れればいいでしょう。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; align=&quot;left&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 15ptfont-size: 1.2em;&quot;&gt;　湿気の多い日に試してみてください。すごいです。ただし、入った後のコップをあまりじっと見ないことをおすすめします。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-08-03T22:12:19+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/07/post-0be0.html">
<title>ＴＡＭ手技療法に関する質問④</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/07/post-0be0.html</link>
<description>Ｍ先生の質問 　お返事をいただき、本当にありがとうございます。背骨の操作、さっそ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;Ｍ先生の質問&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　お返事をいただき、本当にありがとうございます。背骨の操作、さっそく家内で練習してみたいと思います。 &lt;br /&gt;　なにはともあれ実践が大事、今後は少しずつ自分の臨床にTAMを、というのはまだ早すぎるので、「TAMもどき」を取り入れて行きたいと思います。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　そこで、もう少しだけ教えていただきたいのですが、TAMの操作中に患者が痛みを訴えた場合、その操作はしないほうがいいのでしょうか？あるいは多少痛くても無理のない範囲で操作したほうがいいのでしょうか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　また、ひとつの操作を行う回数や時間、頻度などに、何か注意点はありますでしょうか？例えば、「牽引しながら屈曲・伸展」する回数（何回以上はしないほうがいい、とか）、あるいはその牽引する時間（何秒くらい、とか）、週に何回くらいがいいか（毎日はしないほうがいい、とか）などの注意点があればアドバイスいただけませんでしょうか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;八起堂の返信&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　TAMの操作と痛みについてですが、これは私自身の反省も踏まえて「痛いことはしないほうが良い」と言わせてください。&lt;br /&gt;　最初のころ「癒着がとれれば治るんだ」とばかりに、強い力で操作したことがありましたが、施術後に痛みがでることが結構あったのです。患者も痛みに抵抗するので癒着の感覚がつかみにくくなる上、とても疲れました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　技術の向上を考える上でも、痛みの無い操作の方が良いでしょう。&lt;br /&gt;　ブログに載せた「セロハンテープを剥がす」たとえですが、テープを水平に近い方向で引っ張っても剥がれることは剥がれますよね。でも、上に引っ張ればその何分の一かの力で剥がせるはず。&lt;br /&gt;　痛みを感じるような力で操作すると、多少強引でも治療効果が出てしまうために、より繊細な技術の向上を妨げてしまいます。痛みを感じない範囲での操作は結果が出づらく、いらいらすることもあると思いますが、試行錯誤が増えるため、結果的には早く上達すると思います。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　とはいえ、全く痛み無しと言うのも非現実的な話です。具体的には、患者が一瞬顔をしかめるくらいまで痛みまでで収めたいと考えています。&lt;br /&gt;　操作がうまくいくときには、バリバリと癒着の取れる音がしていても、患者は痛みを感じません。派手な音がしているのに、患者はうとうとしているなどという、不思議なこともあります。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　なお、操作の強さに関しての注意ですが、上肢の操作は考えるより軽く、下肢の操作は考えるより強く行って下さい。上肢は繊細な運動を行う部位であるだけに、痛みを感じやすいものです。また下肢は体重を支えている丈夫な組織だけに、操作に力が要ることが多いのです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　次に、操作を行う回数や時間、頻度ということでした。&lt;br /&gt;　私は主として実費の治療をしているので、毎日というペースでの治療はほとんど経験がありません。ただ、患者が痛みを感じない程度の操作であれば、基本的にやりすぎということはないはずです。毎日もおそらく大丈夫でしょう。&lt;br /&gt;　一度の治療で何度も同じ操作をすることについても、患者が苦痛を感じない限り、組織には無理がかかっていないはずです。単なる運動法とほとんど差がないので、大丈夫でしょう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　ただし、一つの操作を何度も行うことは、あまり意味が無いと思います。&lt;br /&gt;　TAMは基本的に癒着の剥離を目指します。癒着は正しい方向、正しい動きがあれば剥離するはずですね。ということは、正しい動きであれば一回で癒着が取れますし、正しくない動きであれば、何回やっても取れません。同じ動作の繰り返しは、少なくとも癒着の剥離においては意味がありません（マッサージ効果はあると思いますが）。&lt;br /&gt;　私自身は「同じ操作は二度と行わない」ことを心がけ、施術中も角度や力加減、狙う場所などを一回ごと微妙に変えています。そうして問題が解消できる動きを探します。&lt;br /&gt;　治療の目安は、関節や筋肉の状態です。うまく治療できたときには関節なら動きの軸が変化しますし、筋肉なら緊張が変わります。変化が起これば、その動きは正解。変化が起こらなければ、動きに新たな工夫を加えてゆきます。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　牽引の時間ということですが、時間の長さが問題になるのは、主として短縮した組織をストレッチするときですね。先日のメールで書いた「餅を引っ張るように、一定の力でずるずる延びるときは、その組織はストレッチできることを示しています」のように組織が伸びる場合には、その伸びが止まるときが終わりになります。一箇所の変化は長くても十数秒の間に起こると思います。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　なお、組織の伸長時間については、数分という時間を書いている本もあります。これは、目的とする組織状態の違いであると思われます。&lt;br /&gt;　ＴＡＭの施術は「剥がし」が中心であり、伸長は短縮した組織が自然に伸びる範囲だけで行っています。つまり短縮は軽度のものを対称にしているということになるでしょう。&lt;br /&gt;　長時間のストレッチを提唱する手技は、ＴＡＭの対象よりも、もっと硬化した組織を対象としているため、時間をかけているのだと思われます(剥がしを使わず伸長だけを用いるためかもしれませんが…）。&lt;br /&gt;　剥がし、自然伸長だけでは効果が不十分な場合には、このような長時間のストレッチを必要とするケースもあるでしょう。ただし、手ごたえだけでなく、外見や動きの観察により適切な変形量を決めてから治療する必要があります。このあたりについては、私ももっと研究してみます。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;＞なにはともあれ実践が大事、今後は少しずつ自分の臨床にTAMを、&lt;br /&gt;＞というのはまだ早すぎるので、「TAMもどき」を取り入れて行きたいと思います。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　厳密に考えず、必要なところだけつまんで役立てていただければ、幸いです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　池浦誠&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>治療技術論</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-07-11T21:20:14+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/06/post-cb92.html">
<title>ＴＡＭ手技療法に関する質問③</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/06/post-cb92.html</link>
<description>・Ｍ先生の質問 　今回も回答をありがとうございます。今回の内容について、わからな...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;・Ｍ先生の質問&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　今回も回答をありがとうございます。今回の内容について、わからない点がありましたので、詳しく教えていただけませんでしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　前回、胸椎、腰椎の治療技術に触れていますが、具体的にはどのようなものなのでしょうか？&lt;br /&gt; &lt;br /&gt;　それと、これは確認のためにお聞きしたいのですが、例えばTAM治療で「内旋の力をかけたまま、屈曲・伸展させる」といった場合の「屈曲・伸展」は患者の自動運動ではなく、術者が行う他動運動で良いですか？&lt;br /&gt; &lt;br /&gt;　臨床におけるTAMについてお伺いしたいのですが、池浦先生は、ばね指や手足のシビレには、TAMでどのような治療をされていますか？&lt;br /&gt; &lt;br /&gt;　質問攻めで申し訳ありません。今まで見聞きした治療法の中で、TAMの理論がもっとも自分にしっくりくるんです。今までもやがかかっていたような部分が、TAM理論に当てはめると「あーまるほど！」と納得できるというか・・・。 &lt;br /&gt;　というわけで、今後も池浦先生にはご迷惑をおかけすると思いますが、どうかよろしくお願いします！&lt;br /&gt; &lt;br /&gt;　P.S.　ところでTAMって「ティーエーエム」ですか？それとも「タム」でしょうか・・・？&lt;br /&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;・八起堂の返信&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　ＴＡＭはタムと読んでいます。&lt;br /&gt;　テンション・アンド・モーションと、プル・アンド・モーションの二つの候補があったのですが、個人的に親しみのある音にしました（「ジャングル黒べえ」といってわかるのは私の世代までですね）。今にして思えば最後に「アプローチ」をつけてもよかったですね。ＴＡＭＡ。可愛いくてよいのですが。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さて胸椎、腰椎の技術ですが、基本としては脊椎に当てた手でテンションを、肩や骨盤の動きでモーションを作ります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　患者は側臥位。術者は患者後方に立ちます。一方の手を患者の肩（腰椎の場合は骨盤）におき、もう一方の手を狙う胸椎（腰椎）にあてます。&lt;br /&gt;　胸椎は回旋が可能なので、棘突起を横(患者中心から外方へ向けて）に圧迫、椎体を中心とした回旋を起こさせテンションをかけます。腰椎は構造上、回旋がほとんどできません。そこで棘突起を垂直（背中から腹方向へ向けて）やや外向けに圧迫、軽い沈み込みとわずかな回旋を起こさせ、テンションをかけます（横突起を狙って垂直に押しても可）。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;　そのまま、まず肩（骨盤）を患者から見て前方(胸の方向）へ押すと、脊椎はねじりの力を受けます。ついで、そのまま患者の頭方向へ押してゆくと、脊椎は引き伸ばしの力を受けます。そのまま背中方向へ押してゆくと先ほどとは逆のねじりを、足方向へ押すと圧縮の力を受けることになります。上から見ると、患者の肩は円運動をすることになります。&lt;br /&gt;　円運動はそれ自体がテンションとモーションを含む動きになりますので（先ほどの例で言うと、前への引っ張りを残したまま上に向かうことで、テンションとモーションが同居するわけですね）、棘突起への圧迫は治療目標点を明確にする程度、円運動を中心で施術を行います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　余談ですが、円運動がテンションとモーションを含むのは、筋肉、皮下組織などをマッサージする場合でも同様です。腕などは、両手で挟んで施術(自転車のペダルを漕ぐような交互運動）したりすることもあります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ただ、Ｍ先生のメールを頂いてから自分の技術を観察してみると、背骨のねじりや引き延ばしの方をテンションに使って、棘突起に当てた手をモーションに使っているケースも結構ありました。この場合、肩や骨盤は一方向に押さえたまま、棘突起をあちこちへ運動することになります。&lt;br /&gt;　背骨の操作を始めたときには、本当に棘突起を押さえて肩腰を円運動していたのですが、いつのまにか変化していたようです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　次の質問。TAMでの運動は自動運動か他動運動か、という問題ですが、だいたいは術者が行う他動運動ですね。自動運動を含むものは「そのまま体操」の項目に載せました。もちろん、実際には患者さんが動く自動運動を取り込んでも問題ないので、やりやすい方法でよいと思います。&lt;br /&gt;　私は細かい操作をしたいことと、患者さんにいちいち指示するのが好きではないので、他動運動を中心に行っています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　次に、ばね指としびれについて。&lt;br /&gt;　ばね指の治療では、腱の通る通路を確保することを考えています。&lt;br /&gt;　まずは、腱を触りながら運動させてみて、引っかかっている場所を特定します。その腱と腱鞘の周辺の癒着を解消するべくマッサージをまず試み、変化がなければ関連する関節にＴＡＭの施術を行います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　手首関節の施術については、ブログに書いたものを基本にして、より細かな動きで手根骨の動きを改善します。指関節については、関節をごく軽く牽引しつつ、ずらし、曲げ、ねじり等の動きをゆっくり、軽い力でおこないつつ、癒着の開放を模索します。&lt;br /&gt;　ばね指を含む指の不調では、指が関節部分でねじれていることがあります。上記施術の最中に、キュッと音を立ててねじりが戻ることがあり、その場合は大抵即治します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　関節のズレが原因になっているものでは、ＴＡＭによって比較的早く治ります。腱の通り道が狭くなっている場合のほうが比較的難治です。私の臨床で、ばね指全体の治療成績を考えると、即治が三分の一、少しずつ改善するのが三分の一、全く効果を示さないケースが三分の一というところでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しびれは、感覚鈍磨や筋力低下を伴う「しびれ」と、感覚・筋力ともに正常で、しびれだけを訴える「しびれ感」に区別します。&lt;br /&gt;　「しびれ」については、神経の通り道をたどりつつ、異常な緊張のある場所、正常な可動範囲を見られない場所を重点的に治療しつつ、解消を目指します。胸郭出口症候群など、一般の解剖学の知識で考えて治療するのが有効です。&lt;br /&gt;　「しびれ感」は、感覚異常で、神経そのものよりも周囲の不快感が原因になっていると考えています。そこで、しびれ箇所に近いところで、動きの不調のある場所を探します。手の痺れでは、肘などが原因になっているケースが多く、比較的早く治療に反応します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　足のしびれで、ＳＬＲ（足を伸ばしたまま持ち上げる）が極端に悪いなど、重度のヘルニアのケースでは、残念ながら満足できる治療成績を得られていません。即治はあきらめて神経の通り道を確保、悪化を防ぎつつ、自然治癒を待つことになります(ヘルニアは自然退縮してゆくという研究結果がでています）。ただ、お年寄りの場合には、神経の回復に時間がかかることが多く、足先などに症状が残ることが多いです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　臨床上の注意ですが、ヘルニアという診断をされた足の痺れ患者の中には、梨状筋症候群が含まれていることがあります。梨状筋を狙って鍼を打つだけで、痺れが完全に消えた患者さんを何例か見ていますので、とりあえず試みて損はないと思います。マッサージでも有効でしょう。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;　いかがでしょうか？&lt;br /&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;　　　　　 池浦誠　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;付記&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;　脊椎の治療については、その後も技術が変化した。&lt;br /&gt;　Ｍ先生の質問で意識するようになってから急に技術が変わり始め、治療効果がさらに上がってきた。肩や骨盤の手を支えとして使い、脊椎に当てた手でテンションとモーションを兼ねる方法である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・技術&lt;br /&gt;　患者側臥位。術者は患者後方に立つ。&lt;br /&gt;　肩や骨盤を片手で支え、もう一方の手根(小指丘または拇指丘）で横突起を患者皮膚に対して垂直に圧迫、脊椎の回旋や沈み込みでテンションをかける。そのまま、当てた手で上下左右の動きを与えてモーションとし、患部を狙った治療を行う。&lt;br /&gt;　掌の傾きや、圧迫の方向を変化させることで、これまで以上に微妙な治療ができるようになった。沈み具合で患部の状態（硬さ）もわかり、力の集中もやりやすい。まだ発展途上だが、これからも改善の余地があるだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　Ｍ先生からの質問がなければ、まだこの方法を考え付くことはなかっただろう。Ｍ先生に深く感謝したい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-06-27T23:12:08+09:00</dc:date>
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<title>ＴＡＭ手技療法に関する質問②</title>
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<description>・Ｍ先生からの質問 池浦先生、お返事ありがとうございます！ 　さっそくですが、お...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;・Ｍ先生からの質問&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp; 池浦先生、お返事ありがとうございます！&lt;br /&gt;　さっそくですが、お言葉に甘えていくつか質問させていただいてもよろしいでしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　質問①　仙腸関節調整についてなんですが、2008年12月10日の「TAM手技療法による仙腸関節の調整」の中で、骨盤上口の開閉による調整を説明されてますが、これと2005年11月23日の「AKAの治効理論⑧」にある「普段の臨床では、仙骨を固定し上前腸骨棘と坐骨を圧迫して滑らせる操作を行うことが多い」という手技との違いはなんですか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　質問②　AKAでは「まず仙腸関節を調整、次に胸鎖関節・・・」といった治療手順がとられるようですが、TAMではどういう治療手順をとられることが多いですか？　例えば膝が痛い場合は、まず膝を調整するのでしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　質問③　TAMがあまり効果を示さない疾患や症例はありますか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　以上、三つの質問について、池浦先生がお手すきの時でけっこうですので、ご教授いただければ幸いです。本当に、お忙しい中、勝手申し上げましてすみません。私の方こそ、今後ともどうぞよろしくお願い致します。&lt;br /&gt;　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・八起堂の返信&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　メール拝見いたしました。質問の内容を見ますと、ブログを熱心に読んでいただいていることがよくわかります。自分の書いたことをきちんと受け止めてくださる方がいるのは、本当に幸せなことです。ありがとうございます。では。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　質問①ですが、私は仙腸関節は平面関節ではなく「骨盤の開閉を行う凹凸の関節」（ただし、荷重は前の部分にかかっている）と考えています。これについては「ＡＫＡの治効理論」で書いたとおりです。&lt;br /&gt;　ご質問の2005年11月23日「普段の臨床では、仙骨を固定し上前腸骨棘と坐骨を圧迫して滑らせる操作を行うことが多い」は、外からの圧迫で仙腸関節を凸滑りさせる動きです。当時はまだＴＡＭの出始めで、ＡＫＡの凸滑りの治療技術を残していたことによるものです。&lt;br /&gt;　その後、テンションとモーションについてさらに考えるようになり、この動きにＡＫＡの治効理論⑦に書いた「仙腸関節の前後への軸回旋の動き」を加えることで、「TAM手技療法による仙腸関節の調整」の動きに発展したのです。そんなわけで「仙骨を固定し上前腸骨棘と坐骨を圧迫して滑らせる操作」は、今は使っていません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　質問②について&lt;br /&gt;　AKAにおいては、全身のどんな症状についても、仙腸関節の不調が影響して起こったものであると考えます。「第一原因である仙腸関節を調整しない限り、いかなる治療も効かない」と考えるために、最初に仙腸関節を調整するのです。&lt;br /&gt;　私は「関節に主従関係はない」と考える立場ですので、とくに治療の順番を気にすることはありません。どんな順番で行ってもいいと思います。&lt;br /&gt;　私自身は、&lt;br /&gt;①側臥位の肩→足&lt;br /&gt;②反対側の側臥位の肩→足&lt;br /&gt;③仰臥位で頭→足&lt;br /&gt;④伏臥位で頭→足&lt;br /&gt;　の手順で行っていますが、特に意味はありません。&lt;br /&gt;　ただ、患者さんが「○○が痛い」と言っているときに杓子定規にやると「話を聞いてるの？」ということになるので、主訴の部分と関連部分を最初に調整してから、全身調整に入ることが多いです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なお、関節に主従関係はないと思いますが、関連性そのものは確実にあります。一つの関節が痛いと訴える方がいれば、どんなに時間がなくてもその上下の関節を調べて見なくてはなりません。不調のある関節のとなりの関節は、やはり不調を抱えていることが多いです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　質問③について&lt;br /&gt;　ＴＡＭは「組織の癒着をとる」ことを目的にした技術です。したがって、癒着に由来しない症状には効果を出しにくいです。例えば組織の断裂など、大きな変形がある場合には十分な効果は望めません。&lt;br /&gt;　また、筋肉の極端な疲労による場合、炎症がひどく起きている場合には、ＴＡＭよりも筋肉のマッサージや冷却の方が効果が高いと思われます（ただし、炎症の後にはよく癒着が生じますから、その治療には有効です）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　また、技術の性質上、苦手なものもあります。胸椎、腰椎は深くにあるため、不調の位置を調べにくく、正確なテンションとモーションをかけるのが難しい関節です。&lt;br /&gt;　最初のころは「狙い」が不十分で、ＡＫＡを使っていたころと同程度の治療効果しか出せませんでした（あくまで当社比）。最近は技術の進歩で効果も上がってきましたが、まだまだ改良の余地はあると思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　苦手というのとはまた別ですが「狙った組織にテンションをかけ、それから必要な動きを与える」には、患者さんの筋力が邪魔になることがあります。筋肉が余りにたくましい人、筋肉の緊張が過剰で力を抜けない人の場合には、その筋力を超えて動かさなくてはならないので、かなり疲れます（笑）。最近は、患者さんの動きを誘導して、その動きに乗ってゆく方法を模索しています。&lt;br /&gt;　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　池浦誠　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この項、まだ続きます。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>治療技術論</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-06-13T15:33:01+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/06/post-66eb.html">
<title>ＴＡＭ手技療法に関する質問①</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/06/post-66eb.html</link>
<description>　先日、熊本県のM先生から、TAM手技療法について質問をいただきました。 　他の...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　先日、熊本県のM先生から、TAM手技療法について質問をいただきました。&lt;br /&gt;　他の方にも役に立つことがあるかもしれませんので、ご本人の許可を得て、掲載させていただきます。&lt;br /&gt;　ただし、文面は必要に応じて省略、改変してあります。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;・Ｍ先生のメール&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「はじめまして。私は熊本で整骨院をしております、Ｍと申します。最近ブログを読ませていただき、ＴＡＭ手技療法に大変興味がわき、メールさせていただきました。&lt;br /&gt;　現在、八起堂さんのブログの「治療技術論」の部分をプリントアウトしてファイルして勉強しているんですが、もっと詳しく勉強したいと思っています。&lt;br /&gt;　できましたら、TAMの勉強会のテキストをわけていただけませんでしょうか。本当はセミナーに参加しないといけないのでしょうが、なかなかそちらの方にまで行くことができませんので・・・。&lt;br /&gt;　厚かましいことは充分承知しているつもりですが、それ以上に、もっとTAMのことを知りたく、お願いのメールをさせていただきました。よろしくお願い致します」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;・八起堂の返信&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　こちらこそはじめまして。八起堂治療院の池浦です。このたびはメールをありがとうございました。&lt;br /&gt;　さて、お問い合わせの件ですが、実は講座で使ったテキストも、ほとんどブログと変わりません。というよりも、ブログの文章の体裁を整えただけのものがテキストになっています。講座では、原則だけ説明して、あとは質問に答えつつ具体的な方法を解説していますので…。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　ＴＡＭでは不調の原因を関節や筋肉の癒着と考えていますが、関節一つとってもその障害部位は様々です。例えば肩関節の不調でも、上部が動かない場合、前部が癒着している場合など、ケースによって原因がちがいます。そこで問題部位を治療するため「押す、引く・ねじる・ずらす・皮膚を引っ張る」など、ケースに合わせて動きを変え、原因の部分を「狙う」ようにします。そのため「肩はこれ」というような技法の一般化が難しいのです。もっとも重要な「狙う」ことが抜け落ちて、形骸化してしまう可能性がありますので…（「そのまま体操８」とか「寝違えの対応」のような、誰がやってもある程度の効果を出せる技法は別）。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　そこで、講座では基本原則を説明し、実技で「こんな動かし方もできるのかあ」というイメージだけを持って帰ってもらうことにしました。あとは各自試行錯誤してもらうほうが「原因を狙う」という目的に合った技術を身につけられると思いますので。&lt;br /&gt;　ＴＡＭは、技術と言うよりもコンセプトですので「癒着をとる」という意識をもって試行錯誤していれば、講座など受けなくても使えるようになると思います。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　練習方法ですが、まずは「動かない部位、動きを制限している部位」を探すことに習熟してください。関節でしたら、回転の中心や、運動線の変化を見て、原因を見極めます。前面なのか後面なのか、内側なのか外側なのかくらいの大雑把なところから始めて、だんだん精度を上げていきましょう。筋肉、皮下組織なら、患者さんの身体を動かしながら、どの位置で組織が緊張するか、などを見て、判断してください。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　次に、狙う部分に適切なテンションをかけるようにします。&lt;br /&gt;　組織の緊張度は、段階的に変わります。最初は、かける力に比例して抵抗が増える状態(ゴムをひっぱるようなもの。伸びるのに比例して抵抗感が大きくなる）。&lt;br /&gt;　次に、一定の抵抗のまま伸長が起こる状態。餅を引っ張るような感じ。この段階では、短縮した組織に伸長が起きています（この状態では、短縮した組織が正常な状態になるよう、伸長が起きています。この伸長にも治療効果があります）。&lt;br /&gt;　最後に、また急激に抵抗が増し、皮ベルトのような固い弾力を感じる状態。この状態が組織にテンションがかかった状態です。&lt;br /&gt;　テンションが狙った場所にかかっているかどうかは、手応えと運動線から判断してください。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　テンションをかけられたら、このテンションを保ったまま、癒着が解消する方向を探して運動を行います。ＴＡＭの項目で書いたような、セロハンテープが剥がれる図を頭において、試行錯誤してみてください。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　テンションの操作、癒着のとれる運動の操作はかなり微妙な場合があり、数センチ、数ミリの差が重要になることもあります。最初はなるべくゆっくりした動作でやってみてください。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　以上、「より詳しい技法のテキスト」はお届けできませんが、不明点などお問い合わせくだされば、できるかぎりご説明したいと思います。&lt;br /&gt;　今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。&lt;br /&gt;　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　この項目、しばらく続きます。他にもＴＡＭ手技療法や、そのまま体操についての質問のある方がおられましたら、お気軽にコメントまたはメールでご連絡ください。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>治療技術論</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-06-05T23:45:26+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/05/post-671f.html">
<title>失敗のベテランを目指せ</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/05/post-671f.html</link>
<description>　先月、娘が三歳になりました。 　ついこの間、二歳になったばかりの気がしますが、...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　先月、娘が三歳になりました。&lt;br /&gt;　ついこの間、二歳になったばかりの気がしますが、時間のたつのは早いものです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この一年、彼女にとっては失敗ばかりの一年だったなあ、と思います。&lt;br /&gt;　二歳前くらいから、どんなことでも自分でやりたがるようになったので…。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　洋服を畳もうとする。&lt;br /&gt;　ボタンを自分で留めたがる。&lt;br /&gt;　鉛筆を削ろうとする。&lt;br /&gt;　そしてその全てに失敗して、かんしゃくを起こす（笑）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「本人のやりたがることはなるべくやらせる」という甘い親の元、彼女の生活は毎日が失敗とともにあります。&lt;br /&gt;　この年齢の偉いところは、失敗ばかりしているのに懲りないところですね。親の手を振り払い、あきらめもせず繰り返しているうちに、少しずつ出来ることが増えてきます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　少年が事件を起こすと、決まって新聞などにでるコメントがあります。&lt;br /&gt;　「子供のころから甘やかされて全能感を持ち、挫折に弱い」という例のあれ。どうも違和感があります。&lt;br /&gt;　甘やかし、子供のやりたいことをやらせていれば、子供は必ず失敗するもの。毎日が挫折の連続で、全能感など持ちようがないと思うのですが…。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　あるいは、甘やかすという定義が違うのでしょう。&lt;br /&gt;　挫折に弱い子供は、好き勝手を許されたのではなく、囲われていたのかもしれません。親の手出しや、先回りした指示で、本当ならたくさんあるはずの失敗を、得られなかったのではないでしょうか。&lt;br /&gt;　失敗できなかったゆえに、万能感が保たれてしまったのなら、哀しいことです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　本当の甘やかしは、意思を尊重すること。そして意思を尊重する限り、子供は失敗します。&lt;br /&gt;　無駄といえば無駄なのですが、子供にはたくさんの失敗を与えたいです。失敗しつつ、それでもめげない失敗のベテランとして成長させたいものです。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-05-08T23:40:40+09:00</dc:date>
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<title>もうすぐ紫外線の季節</title>
<link>http://hakkidou.cocolog-nifty.com/kawaraban/2009/04/post-0001.html</link>
<description>　今年は桜が咲き出してからすぐに冷え込んだので、花の時期が長かったですね。もっと...</description>
<content:encoded>&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　今年は桜が咲き出してからすぐに冷え込んだので、花の時期が長かったですね。もっともすぐに初夏並みの気温になったので、あっという間に葉桜になりましたが。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　新緑の時期は、日光の強くなる時期でもあります。&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　紫外線は夏だけの問題と考えがちですが、注意するべき季節は夏至をはさんだ数ヶ月。つまり、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;5&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;月くらいには対策を考えなければなりません。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&lt;strong&gt;・サングラスも&lt;br /&gt;　&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;紫外線対策には、帽子、長袖、日焼け止め薬。&lt;br /&gt;　&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;それに加えて、もう一つおすすめしたいものが、サングラスです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;紫外線の季節、太陽光は木々や路面を照らします。眼は、いつも紫外線を含む太陽光線を受け止めているわけですね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　眼の病気の一つ、白内障は眼の水晶体が白く濁る病気です。この病気は加齢と、紫外線が原因となっていることが確認されています。発病するのは歳をとってからですが、それまでの生活で受けた紫外線の量が影響するとのこと。若いうちからの対策が必要です。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　対策としては、サングラスが一番です。単に色が付いているだけで、紫外線を防げないサングラスもありますから、説明札を見て「ＵＶ４００」という表示を選んでください。これは波長４００ｎｍ（ナノメートル）以下の紫外線を防ぐと言う意味で、有害な光をかなりの割合で防いでくれます。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&lt;strong&gt;・１００円ショップでも売っている！&lt;br /&gt;　&lt;/strong&gt;そんな本格的なサングラス、どこで買えばいいの？　ということですが。&lt;br /&gt;　不思議なことに、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;ＵＶ４００加工のサングラスは１００円ショップでも買うことができます。最初は「本当かな？」と思ったのですが、何年たっても行政指導が入らないところを見ると、本当なのでしょう。&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　考えてみれば、メガネの原価は材料費と加工費のみ。ＵＶ４００加工のプラスチック板を安く仕入れられれば、不可能な価格ではありません。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　そういえば、眼鏡屋で売っている高級品と比べると、いかにも重いです（メガネ屋の商品はポリカーボネイトを使ってたので、薄くて軽かった。１８００円）。そして作りも雑。&lt;br /&gt;　私はメガネに付けるクリップタイプを使っていますが、クリップ部分をペンチで調整しないとうまく作動しなかったりします。このあたりが１００円の限界でしょう。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　ただ、ポケットに突っ込んだり、落っことしたりという雑な扱いにはかえって向いているのかもしれません。私は愛用しています。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p lang=&quot;ja-JP&quot; style=&quot;MARGIN-BOTTOM: 0cm&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>八起堂通信</dc:subject>

<dc:creator>八起堂治療院</dc:creator>
<dc:date>2009-04-20T10:51:23+09:00</dc:date>
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